ＳＫＧ－ＫＲ２９０Ｊ１ 2012年9月撮影
２００７年に日野といすゞの間による合弁生産会社のジェイ・バスにおいて共同生産によって登場した現行モデルのレインボーが２０１１年に平成２２年排ガス規制（ポスト新長期規制）に適合させる為に一部改良を実施しました。
車体内容
車体関係については基本的には従来と同じだが運転席周辺の形状を一新し、エンジンが６気筒から４気筒に変更したがラジエータグリル等の形状の変化は見られず、左側後方に設置しているインタークーラのエアインテーク
の形状の高さが従来の車両に比べて低くなったのが特徴で、仕様としては国土交通省の標準仕様ノンステップバス認定制度の３仕様に対応した仕様で右側側面窓で中扉の反対側の窓については固定窓が標準化したが殆どの事業者ではこの仕様の採用事例は少なく従来と同じ逆Ｔ字窓を採用した車両の方が多いのが現状です。
エンジン概要
エンジンについてはいすゞ製のエンジンを引き続き採用し、従来搭載していた６ＨＫ１型の４気筒版となる５．２リッターのＯＨＣ１６バルブにコモンレール式インタークーラ付ターボを採用した４ＨＫ１－ＴＣＨ型を搭載し、ミッションがＭＴ車とＡＴ車共に共通のエンジンでＭＴ車のうち、２０１２年６月に追加設定した改良型アイドリングストップ装置を搭載したＭＴ車に限り平成２７年燃費基準を達成しています。