ＳＤＧ－ＫＲ２９０Ｊ１ 2013年8月撮影
２００７年に日野といすゞの間におけるバスの共同生産で唯一開始時期が遅かった中型路線用車両においても日野といすゞの統合車種として登場した現行モデルのレインボーは２０１１年に平成２２年排ガス規制（ポスト新長期規制）に適合させる為に一部改良を実施しました。
車体内容
基本的については従来の新長期排ガス規制適合車と同じ仕様ですが運転席周辺の形状の変更やエンジンを６気筒から４気筒に変更したがラジエータグリルの形状の変化はなく、左側後方に設置しているインタークーラのエアインテークの形状が従来の車両より高さが低くなったのが特徴で基本仕様においてはノンステップバスの標準化仕様に基づいた座席配置を採用し、更に右側側面窓で中扉の反対側にあたる部分の窓が固定窓が標準装備として設定したが殆どの車両がオプションでこの部分の窓を逆Ｔ字窓に変更しているので採用事例は珍しいです。
エンジン概要
エンジンについては引き続きいすゞ製のエンジンを採用し、従来搭載していた６ＨＫ１型の４気筒版となる排気量５．２リッターで過給圧を大幅に高めたＯＨＣ１６バルブにインタークーラを組み合わせた４ＨＫ１－ＴＣＨ型を搭載し、ＭＴ車については２０１２年６月に改良型アイドリングストップ装置を搭載した車両に限り平成２７年燃費基準を達成しています。