ＱＫＧ−ＭＰ３５ＦＰ 2017年5月撮影
２０１４年に現行モデルのニューエアロスターとしてはマイナーチェンジの中で初めて前面形状の変更等の改良が行われ、ノンステップ車と異なりワンステップ車についてはツーステップ車と同様ホイールベースの変更は行わず基本的な仕様については２０１２年の一部改良モデルと同じ仕様で中型車エンジンと６速トルコンＡＴの組み合わせも継続して採用し、２０１５年に日野といすゞがワンステップ車を廃止した以降は大型路線バスで唯一のワンステップ車の選択が可能となったニューエアロスターです。
車体内容
２０１４年のマイナーチェンジで前面パネルの形状を一新し、前照灯に２０１０年にマイナーチェンジを実施した時のキャンターのＨＩＤ前照灯を流用して新設計のバンパー等と組み合わせた外観にした他は従来と同じ仕様でホイールベースが３種類選択が可能であるのと短尺車以外については乗降扉に前中引戸の他に前中四枚折戸の設定があり、乗降時間の短縮が必要な事業者で採用事例があります。
エンジン概要
搭載するエンジンについては２０１０年のマイナーチェンジで搭載した平成２１年排出ガス規制（ポスト新長期規制）に適合した自社開発による排気量７．５リッターの中型車用直列６気筒でＯＨＣ２４バルブにインタークーラ付ターボと尿素ＳＣＲ触媒を組み合わせた６Ｍ６０（Ｔ２）型を搭載しミッションについては全車アリソン製の６速トルコンＡＴを搭載しています。