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バリエーションファイル ブルーリボンFS 前期型
沿岸バス P−RU637AA
前期型ブルーリボンRU60/63シリーズのスーパーミドルデッカでは全長11.5mクラスの車両も数多く製造され、この車両は沿岸バスが譲渡した車両で北海道では珍しい車両ですが普及仕様における標準的な仕様の車両となっています。
1994年11月撮影
徳島バス P−RU638AA
徳バスが現在は高速道路経由で運行する「高徳エクスプレス」の前身にあたる「高徳特急」に使用していたブルーリボンのFSで当時は複数の塗装があり、車両についても観光バスからの転用や空港リムジンバスとの兼用など色々な車両があり、四国では珍しい全長12mクラスの車両となっていました。
2000年1月撮影
中日本観光自動車 P−RU638AA
2001年に倒産した中日本観光が保有していたブルーリボンのFSで、前期型に限って12m車も導入し、定員重視のシンプルな仕様であり、1990年から採用したこの塗装に変更した車両も少なく、冷房装置については当時の観光・高速型車両としては珍しい直結冷房を搭載しFDと異なり冷房ユニットについては屋根後方に搭載しています。
1995年10月撮影  
三重交通 P−RU638AA
三交が運行している近距離高速バスの中で桑名地区の新興住宅地から名古屋までとゅうで乗り換えることなく直行で行く便利さから需要が伸び、一時は貸切車からの転用車両も在籍していた時代があり、初期に転用した車両については側面に「EXPRESS」のタイトルが書かれていたのが特徴でした。
1995年8月撮影
岩手県北自動車 P−RU638AA
岩手県北バスが高速バスおよび長距離路線バス用として導入したブルーリボンのFSで仕様については前面左右二分割窓・側面メトロ窓といったブルーリボンのFSにおける標準的な仕様の組み合わせを採用し、路線バスにも運用する事から当時では珍しかった三面方向幕を備えていました。
2004年7月撮影
中国バス P−RU638AA
中バスが1993年頃に広島空港が現在地に移転したのと同時に運行を開始した空港リムジンバスの車両で譲渡車も多数導入され、このブルーリボンのFSについては側面固定窓・二枚スイング扉・フルデッカ用前バンパー等FS(スーパーミドルデッカ)としては珍しい仕様で前後フェンダーにはメッキのパーツが装備した独特な仕様の車両です。
2000年5月撮影
宮崎県警 P−RU638AA
ブルーリボンの観光・高速系車両は自家用バスとしても需要が多くかって宮崎県警が音楽隊輸送用に保有していたブルーリボンのFSで、通常では右側後方に設置している非常口は車体後方を荷物室にしている関係で右側中央に非常口を移設しているのが特徴で80年代の警察音楽隊輸送用バスでは前期・後期問わずブルーリボンのFSを導入する警察が多かったです。
1999年10月撮影
因ノ島運輸 P−RU637AA
因ノ島バスがしまなみ街道の開通と同時に運行を開始したバスの車両で観光バスからの転用車ですが前期型ブルーリボンでもバンパーや前照灯周りを後期型の物に変更する改造を実施した車両でその他の部分については手を加えた所がなく、前面パネルについては前期型のままだが灯火類については撤去しています。
2000年5月撮影