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バリエーションファイル ブルーリボンHU・HT 前期型
名古屋市交通局 P−HT223AA
初期に生産した水平搭載エンジン仕様のブルーリボンにおける短尺・前中扉仕様の標準的な仕様の車両で基本的なシャシー構造は旧型にあたるRC/REとほぼ同じです。
この当時における名古屋の市バスは一般系統用車両については短尺車が基本でした。
1995年6月撮影
中国バス P−HU225AA
一部の中国・九州地区では昔から4枚折戸の車両が普及し、現在の交通バリアフリー法にも対応できるこの扉は乗降時間の短縮にも繋がる事から一時は各地で普及し、また広島では昔からエアサス仕様の車両が路線バスの大半を占めていました。
2000年5月撮影
広島電鉄 P−HU225AA
現在も塗装が変らない広電のブルーリボンで当時の名鉄グループの車両と同様、側面にメトロ窓を採用した車両でこちらも中国と区では一般的なエアサス・前中4枚折戸仕様になっています。
2000年5月撮影
下津井電鉄 P−HU226AA
この車両を導入した当時は軽便鉄道も運行し、バスについては長尺車を基本としていた下電の車両でエアサス・2人掛中心のハイバックシートの室内などワンロマ車に近い仕様の車両でした。
2000年5月撮影
奈良交通 P−HU226AA
今でも路線バスでは珍しい側面固定窓の車両を導入していた奈交の車両で一部の事業者ではこの様に水平搭載仕様が登場したのと同時に垂直搭載仕様から変更する事業者も見かけました。
1998年8月撮影
北海道中央バス P−HU226AA
北海道最大のバス会社である中央バスのブルーリボンで当時の北海道における基本仕様は他の地区と若干異なり長尺・標準床で気候の関係から冷房を装備していないので窓も現在では着色窓より高額になった透明窓も特長のひとつです。
1997年11月撮影
新興海運 P−HT225AA
ブルーリボンの自家用仕様の標準的な仕様の車両で路線仕様と異なり冷房はオプションとなり、この車両の様にサブエンジン式冷房を搭載し前方側面窓の間に冷房導風の為に狭くなっているのが特長で正面の方向幕も最小サイズが標準となります。
1996年7月撮影
愛知県赤十字血液センター P−HU273AA改
献血車としては珍しい路線マスクの車両で窓もメトロ窓を採用したり右側中央の搬入扉周りの窓のサイズが小さいなど現在の献血車と異なる部分が多く見られ正面の方向幕の部分にベンチレータが装備しています。
1995年12月撮影