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バリエーションファイル キュービックLV 前期型 
京都市交通局 P−LV314K
短尺で全長10.3mクラスのK尺・標準フロントオーバーハング仕様における標準的な仕様の車両で殆どのK尺車はこの仕様で導入され、京都市営バスの場合、導入時期や使用環境により、冷房装置を標準のビルドイン仕様と屋根置仕様の両方が同時に導入されました。
1996年11月撮影
東京都交通局 P−LV214K
いすゞの大口ユーザである都バスが都市新バスの都02系統「グリーンライナー」用の増備車で最初の導入から4年が経過し、細部の仕様変更をおこなっているがオプションで装備した正面の社名表示灯が装備しているので異なるイメージを持った正面が特長です。
2000年11月撮影
大阪市交通局 P−LV314K
この当時の車両は何処のメーカ関係なく統一したサイズの側面窓を採用していた大阪市営バスが導入した車両で一部の車両は途中で市営交通90周年特別塗装を纏い、廃車までこの塗装で活躍していました。
1996年12月撮影
遠州鉄道 P−LV314K
ホイールベースで短尺・標準尺・長尺全ての車両を導入したいた遠鉄のキュービックでこの車両に限って全て短尺で導入し、初期に導入した車両についてはメーカの参考設計値で全長が10mに抑えショートボディの大型車とほぼ同じサイズに短縮したショートフロントオーバーハング仕様で導入していました。
1995年11月撮影 
山梨交通 P−LV314K
国際興業グループの一社である山梨交通が保有するキュービックで自社発注によって導入した車両はすべてショートフロントオーバーハング仕様となり、この時期のバスとしては珍しくなった前後バンパー共にメッキ仕様のバンパーを装着しているのが最大の特徴です。
1999年11月撮影
岐阜市交通部 P−LV314K
現在はバス事業から撤退した岐阜市が保有していたキュービックはエンジンが8気筒になるまでショートフロントオーバーハング仕様で導入し屋根の上にはアルナ看板と呼ばれた大型の看板スペースを装着しこの車両は最後まで旧塗装で残っていた車両です。
2000年4月撮影
三重交通 P−LV314L
キュービックの標準尺の車両はL尺とM尺の二種類が設定され納入実績から見るとホイールベース5mのL尺の方がやや多く特に首都圏の事業者に多く見られ他の地区においては屈指のいすゞユーザである三重交通もこの車両を多く導入していました。
1995年6月撮影
立川バス P−LV314L
交通バリアフリー方が制定される前ほとんどが前中扉の車両を採用する中、首都圏の事業者としては珍しく前後扉の車両を一時導入していた立川の車両で塗装もほとんど小田急バスと共通の塗装に前後扉の組み合わせも過去の車両になっています。
1998年5月撮影
神奈川中央交通 P−LV314L
神奈中のキュービックは登場直後は長尺車ばかりの導入ですが途中からはこの標準尺の車両がほとんどを占める様になり、神奈中独自の運賃支払表示窓の装備はあるがバンパーについては標準タイプのバンパーを採用しています。
2004年4月撮影
名古屋市交通局 P−LV314M
標準尺のキュービックにはホイールベース5.2mとなるM尺も設定され、こちらの方は関西・中国地区の事業者に多く見られた車両で名古屋の市バスも標準尺車に変更した時にM尺で導入し最初に導入した車両はこの様に寸法の小さい側面方向幕を搭載し最後の旧塗装で導入しました。
1995年6月撮影
那覇交通 P−LV314M
現在の那覇バスにあたる銀バスは那覇市内線車両と郊外線車両と仕様の異なる車両を導入しこの車両は観光バス等と同じ塗装を採用し前扉のみの側面扉をもった郊外線車両でこの車両を導入した当時では珍しかった濃色側面窓が特徴で客席も殆ど自家用仕様とおなじ仕様になっています。
1999年2月撮影
南海電気鉄道 P−LV314M
1990年代半ばに纏った台数の車両を譲渡していたな南海のバスで殆どの車両は使用車種規制の関係から活躍期間は短かった中、南海では珍しいいすゞ車も淡路交通からの譲渡で在籍し譲渡車の中ではもっとも確約期間が長かった車両です。
1997年8月撮影
東陽バス P−LV314M
殆どの車両が日野車で占める東陽バスの譲渡車の中に少しだけいすゞの車両が譲渡され、上の南海バスと同様に淡路交通からの譲渡車で譲渡と同時に後扉を埋めて閉鎖し側面方向幕も前方へ移設する等元々前扉で新製した様な感じに改造しています。
1999年2月撮影
京浜急行電鉄 P−LV314N
京急がノンステップバスで採用した電車みたいな両側引戸を本格的に採用した車両で最終期に導入した車両以外はこの用に長尺車に限定され基本的に大森・蒲田を中心に活躍していました。
1997年4月撮影
北海道中央バス P−LV214N
キュービックの長尺車はN尺とQ尺の二種類が用意され殆どはこのホイールベース5.5mのN尺で主に北海道を中心に導入され、中央バスでもすべてこのホイールベースで導入し年式ごとの仕様の変化が大きく最終的には側面の窓が現在と同じ逆T字窓になります。
1997年10月撮影
札幌市交通局 P−LV214N
札幌市営バスで本格的冷房車を導入開始した時に導入した車両で北海道でよく見られる長尺車でキュービックの場合、前窓が他の路線・自家用系車両と異なり一枚窓を採用しワイパーについては標準ではオーバーラップ式ですが特注で垂直式にしています。
1995年10月撮影
東京ベイシティ交通 P−LV314N
車両の殆どが長尺車で占めているベイシティの車両は3扉の車両を最後まで導入し、キュービックにおいても全てが3扉で側面の方向幕を2箇所装備する珍しい仕様です。
そしてこの車両は最後まで旧社名であるオリエンタルランド交通時代の塗装で残っていた車両です。
1996年5月撮影
奈良交通 P−LV214Q
大型路線・自家用系車両ではふそうのP尺と同様当時では最長のホイールベースである6mのQ尺で導入する事業者も限られ本格的に導入した奈交では現在でも路線車両としては珍しい側面固定窓を一時採用していたのが最大の特徴です。
1998年8月撮影