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バリエーションファイル 5E 後期型
川崎鶴見臨港バス P−LV314K
いすゞP−LV2/3の短尺車にあたるK尺では標準仕様の他にフロントオーバーハングを9m車(大型ショートボディ)並に短縮した仕様も設定され、メーカによる参考設計値で全長が丁度10mになる為首都圏の一部の事業者によく見られた仕様です。
2001年9月撮影
京成電鉄 P−LV314L
いすゞP−LV2/3では標準尺についても2種類のホイールベースが設定され殆どはこの様にホイールベース5mのL尺で製造去れ。京成でも最初の頃は都区内用と千葉県用ともに前中引戸の仕様で導入していましたが途中から都内で前中四折仕様の車両が普及してから都区内用車両はこの様な仕様に変更となりました。
1998年5月撮影
名古屋市交通局 P−LV314M
いすゞP−LV2/3の標準尺は殆どがL尺で導入しましたが一部の事業者ではホイールベース5.2mとしたM尺が設定され名古屋市営バスも1986年から標準尺に変更した時に珍しいM尺を選択し一部の車両は更新修繕の時に殆どの座席を二人掛としたワンロマ車に転用した車両も在籍していました。
1995年7月撮影
三重交通 P−LV218N
いすゞP−LV2/3の長尺車も標準尺と同様に2種類のホイールベースが設定されN尺で導入した事業者の方が多く、三交ではN尺の車両は高出力仕様の1扉車で近距離の高速バスと中距離の路線バスの両方に使える仕様の車両として導入し座席も路線・自家用系車両では珍しいリクライニングシートとなっています。
1995年4月撮影
三重交通 P−LV314Q
いすゞP−LV2/3の長尺車には更に路線・自家用系車両では珍しいホイールベース6mの長さをもつQ尺も設定され、殆どが1扉仕様ですがこの車両は桑名地区の高需要路線に対応させる為に導入した車両で前扉から中扉までの長さが長いのが特徴です。
1995年8月撮影
関東バス P−U32K
1985年に騒音規制の強化等で大幅なマイナーチェンジを実施した日産ディP−U/UA32後期型で全ての車両が3扉を採用しこの当時の関東バスの車両では標準装備となっているフォグランプを非装着にしていました。
1995年11月撮影
大阪市交通局 P−U32K
この車両を導入した当時では今と異なり独自の仕様が多かった大阪市営バスの5Eで昭和58年排ガス規制車以降は日産ディのみの導入となり、フォグランプなし・統一された側面窓等が特徴で生産中止になる1990年まで5Eを導入していました。
1995年12月撮影
名古屋市交通局 P−U32L
日産ディのシャシーに架装した5Eで名古屋市営バスも1988年から3扉車両の導入を開始し後に日本最大の3扉車両保有事業者となります。
そして5Eについても最終導入した車両が3扉で導入し日産ディの他に僅か4台だが同一仕様のいすゞ車も保有していました。
1995年3月撮影
じょうてつ P−UA32N
2000年に札幌市営バスの一部の路線が市内三社(中央・JHB・じょうてつ)に事業移管した時にじょうてつが引き継いだ車両で今後継続して使用する車両については自社塗装へ変更しましたが1年以内に代替を予定していた車両はこの様に札幌市営バスの旧塗装のまま活躍していました。
2000年10月撮影
下津井電鉄 P−UA32N
車体をスケルトン構造に変更した直後で騒音規制強化前に製造した日産ディのP−U/UA32シャシーに架装した車両でこの当時の本州の事業者では珍しかったエアサス仕様が普及していた中国地区ならばの仕様とグリルの形状などが特徴です。
2000年5月撮影
遠州鉄道 P−HT223AA
昭和58年排ガス規制に対応しスケルトン構造を採用し騒音規制強化前の日野HT/HUシャシーに架装した車両でほぼ全てが短尺車で導入した他に観光系のRU63シャシーに5Eを架装した珍しい車両も在籍していた事で有名です。
1995年11月撮影
京都バス P−HU235BA
関西最大級の富士重工ユーザだった京都バスが導入した1985年の騒音規制による大幅なマイナーチェンジを実施した日野HI/HUシャシーに架装した車両でこの時は何処のメーカも騒音規制でラジエータグリルの形状が変化したが日野については一部のエンジンを変更しています。
1996年11月撮影
西東京バス P−HT235BA
京王の旧塗装に近い塗装を現在でも採用している西東京が導入した5Eはいすゞと日野を導入し、独自の仕様としては前面マーカランプは通常、屋根の上に装備されますが西東京の車両の場合、方向幕の横に装備した珍しい仕様になっています。
2000年3月撮影
北海道中央バス P−HU236BA
日野の長尺車に架装した5Eで4メーカ全て導入した数少ない事業者である中央バスの車両で透明二段窓を採用した非冷房車となり、日野の車両に限っては当時日野が採用していたウイングマークが装備していました。
1997年10月撮影
広島バス P−MP518M
生産台数が少なかった騒音規制強化前に製造したふそうP−MP1/5シャシーに架装した車両で運転席周りやラジエータグリルなどに特徴があり、広島バスでは珍しいエアサス仕様(P−MP5)となっています。
2000年5月撮影
西日本ジェイアールバス P−MP218M
国鉄時代に導入したふそうMP2シャシーの5Eでエアロスターより導入台数が多く、殆どが関西以西の地区に導入し、特殊法人化した当時は西日本と九州に引き継がれ更なる分社で3社に分かれた国鉄仕様の車両です。
1995年5月撮影
広島バス P−MP618M
騒音規制強化と同時にフルモデルチェンジを実施したふそうP−MP2/6シャシーに架装した車両でこちらも他メーカに比べて生産台数が少なく、導入した事業者も限られ画像の車両は広島バスとしては珍しい前中引戸の車両で一時的に導入しただけで殆どは前中四折戸仕様になります。
2000年5月撮影
江ノ島電鉄 P−MP218P
千葉県以外における関東地区では珍しいふそう+富士重の組み合わせでまとまった車両を導入した江ノ電の車両で殆どがこの様な長尺車で占め、更に導入時期によって前照灯は角型の車両と丸型の車両があり、角型前照灯を装備した車両は5Eとしては末期に導入した車両となります。
1997年7月撮影