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バリエーションファイル K3・路線仕様 後期型 
三重交通 P−MK116J
昭和58年排ガス規制への対応と同時にマイナーチェンジを実施したK3型路線仕様の前中扉仕様における標準的な車両で冷房装置についてはメーカ問わず車両後方に搭載するのが基本です。三交ではこの時に日野のレインボーシティと共に1台だけの導入に留まりました。
1998年10月撮影
両備バス P−MK516J
早い時期から中型路線車においてもエアサス仕様が普及していた中国地区の事業者である両備でも現在の塗装から二世代前の塗装を遅くまで持ち続けていたK3型の路線仕様で同じ両備グループの岡電と異なり代替サイクルも長いことでも知られていました。
2000年5月撮影 
東京都交通局 P−MK116J
都バスが1985年から数年間にかけて導入した時の中型車は一般用車両だが側面窓が大型バスの都市新バス専用車の様に現在の路線バス車両では標準的な側面窓となっている逆T字窓を採用しているのが特徴で、廃車後も多数の事業者に譲渡されました。
1996年5月撮影
岐阜乗合自動車 P−MK116J
岐阜バスが導入したK3型路線仕様の車両で導入した時期によって前面の塗り分けが異なり、画像の様な1984年式ではB35(ブルドック)、1985年式以降はエアロスターMと同じパターンとなるのと側面のメトロ窓や路線バスでは珍しい社名表示灯を装備するのが当時の岐阜バス路線車の基本仕様となっていました。
1996年5月撮影
箱根登山鉄道 P−MK116J
交通バリアフリー法が施行する以前における箱根登山の路線車は大型車の一部を除いて前扉のみの1扉車両が標準採用となっていて室内も着席重視の座席配列を採用する等中距離以上の路線車に近い仕様と側面の方向幕についても扉直後の窓に装着せず扉から二枚目の窓の上段に装備した独特な外観をしていました。
1999年11月撮影
徳島バス P−MK516J
早い時期からエアサス車を採用していた徳バスのK3型路線車で、扉配置が前後扉を基本としていた時の車両としては最終導入分に該当し、冷房装置についても同じ徳島県で小松島市営バスと同様、路線車としては珍しくサブエンジン式冷房を搭載し側面の柱1本が冷房の風道を兼用しているため太くなっているのが特徴です。
2000年1月撮影
名古屋鉄道 P−MK116J
名鉄のK3型は1986年度から仕様が大きく変更され、1985年に導入したこの車両は塗装の塗りわけや基本仕様が1984年に実施したマイナーチェンジを行う前に生産した車両の仕様を継続してる事から冷房装置が昭和58年排ガス規制車としては珍しい分散式の直結冷房を搭載していました。
1995年10月撮影
群馬中央バス P−MK116J
群馬中央の路線車両は京阪からの譲渡車が多数在籍し、逆T字窓を採用する前に導入したK3型は前面左部分のセーフティウインドと下の画像の京都市営バスの車両と同様に日野のレインボーシティみたいな左右非対称窓といった独特な仕様の車両で譲渡後も方向幕以外はほぼ京阪時代の仕様となっています。
2005年11月撮影
京都市交通局 P−MK116J
今と比べて保有台数が少なかった京都市営バスの中型車で、当時の大型車は一部の車両を除いて短尺の前後扉の車両を基本としていましたが中型車については前中扉を採用し、京阪の車両と同じく前面窓は左右非対称窓となっています。
1996年11月撮影
望月町 P−MK116F
現在は市町村合併によって佐久市の一部となっている望月町が80条廃止代替の為に導入した路線仕様のK3型で短尺・非冷房仕様で扉も前中折戸を採用し千曲地区の自治体における廃止代替輸送としては最も保有台数が多かったです。
1996年8月撮影