前に戻る
バリエーションファイル R2 後期型
東京空港交通 P−LV719R
いすゞLV7シャシーに架装した車両で現在のバスの様に長いフロントオーバーハングやISO10穴などが特徴であるのとリムジンバスにおけるいすゞ車はこの車両を最後に導入がなくなり、座席配列もごく一般的な仕様の車両でした。
1997年7月撮影
三重交通 P−LV719R
三交が1986年から1990年にかけて多数の車両を導入した近距離高速バスの車両の大半はいすゞのシャシーに架装したR2で占め1989年の前半に導入した車両については側面の窓配置が独特な配置となっいるのが特徴で方向幕したの部分に小さな固定窓となっています。
1994年3月撮影
三重交通 P−LV219S
三交のR2の近距離高速用車両の中で側面窓に逆T字窓を採用していた車両があり、1994年に志摩スペイン村の開業と同時にパールロード特急線の車両に転用した車両で同時に登場した東京高速線から転用した車両と異なり塗装変更以外は高速バス時代と同じ仕様です。
1995年8月撮影
北海道旅客鉄道 P−LV219Q
国鉄最後の1986年度に特殊法人に転換後の車両対策として観光・高速型ハイデッカを大量に導入し、仕様については全てのメーカがほぼ共通の短尺車となった他、いすゞのP−LV2短尺シャシーに架装したR2については東海地区以外の全国各地に配属し、前照灯廻りについては5Bの物を使用しています。
1997年10月撮影
京成電鉄 P−RA53TAE
京成が高速バスと羽田空港のリムジンバスに兼用して使用できる車両として多数導入したR2の大半はいすゞP−LV7シャシーに架装した車両ですが一部はこの様に日産ディのシャシーに架装した車両も少しだけ導入したがホイールベースやラジエータグリルの位置など異なるのが特徴です。
1995年3月撮影
岩手県北自動車 P−RA53TE
岩手県北バスが高速バスや中距離路線用に導入したハイデッカで日産ディのシャシーに架装したR2を多数導入し、前面窓はR2では珍しく一枚窓を採用していると早い時期から三面方向幕を装備しており、画像の車両については保安基準変更後に導入したT字窓の車両です。
2004年7月撮影
九州産交観光バス P−RA53RE
この車両を導入した当時における九州では道路事情の関係で観光バスでも短尺車が普及し、この車両も日産ディの短尺シャシーに架装した車両で前面左右分割窓・側面メトロ窓の組み合わせも当時の九州の観光バスでは一般的な仕様で九州産交のR2は殆どの車両が後に空港リムジンバス等に転用する車両が多数在籍しています。
1997年1月撮影
西肥自動車 P−RA53RE
西肥バスが観光バスから近距離の高速バスおよび路線バスに転用改造を実施した車両で、改造時期により外観にも変化があり、この車両については前面窓の中に大型のLED方向幕を搭載する改造が施工しています。
2004年9月撮影
ジェイアール東海バス P−RA46R
国鉄最後の1986年に特殊法人への転換対策として多数の観光・高速型ハイデッカが導入されたが日産ディ車については最も台数が少なく、当時の観光・高速型車両では珍しかった路線・自家用型車両に搭載している直6エンジンにターボをつけたRA46でいすゞのシャシーに架装した車両と同じく前照灯や前バンパーについては5Bのものを使用しています。
1998年2月撮影
ジェイアールバス関東 P−MS715SA
JR関東発足直前にJR東日本が発注した車両で東名ハイウェイバス用のターボ付初代エアロバスと日野以外のハイデッカはメーカ問わず富士重R2に統一して導入し、ふそうシャシーに架装した車両はいすゞや日産ディのシャシーに架装した車両と基本仕様については同一だがシャシーが車軸懸架・フルエアブレーキを採用しているのと前バンパーや前照灯についても国鉄が大量発注した車両と同じ5Bのものを装備しています。
1997年3月撮影
小田急バス P−MS725S
小田急バスではふそうのMS7では初代エアロバスと併用して富士重工が架装した車両も導入し、MS7に移行した当初はR2を導入し、HD−T導入直前に導入したR2では前照灯はふそうの純正品、前バンパーについてはHD−Tのバンパーを装備した独特な形状をしています。
1994年8月撮影
ケイエム観光 P−MS725SA
様々な合併などで現在はバス専業事業者となった国際自動車本体のブランドとなったケイエム観光が独立した事業者だった頃に導入したふそうMS7シャシーに架装したR2で、当時のケイエム観光では汎用車だったR2では珍しかった側面にカーブガラス採用したのが最大の特徴です。
1996年5月撮影
小湊鉄道 P−RU608BB
富士重工が4メーカ全てのシャシーに架装をしていた当時、小湊が保有する大型車はメーカ問わず富士重工のボディを仮想し、日野のシャシーに架装した車両は全般的に台数が少なかったR2ですが1997年のアクアライン開通後に観光バスから高速バスに転用した車両でバンパーについてはR2の標準仕様を採用しています。
1998年11月撮影
九十九里鉄道 P−RA46T
生産台数が少なかった路線・自家用系エンジンにターボを追加した日産ディのRA46に架装したR2で殆どの車両が短尺車で占めていたこともあり長尺車は更に珍しい車両でもあるのと側面窓のモールがR2だがサンダーカット仕様を採用していたR3と同じ形状をしているのが特徴です。
2000年12月撮影