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バリエーションファイル ハイデッカW 後期型
南国交通観光バス P−LV219Q
1980年にのK−CSA等の登場と同時に架装を開始したH401型ボディ(ハイデッカW)は1984年にシャシーがP−LVにフルモデルチェンジを実施するのと同時にマイナーチェンジを行い、当時の九州における観光バスは短尺車が殆どを占めていた時代で仕様についても前面左右分割窓、折戸とシンプルな仕様の車両となっていました。
1999年10月撮影
那覇交通 P−LV219Q
現在の那覇バスにあたる銀バスが導入した短尺のH401で、前面には一枚窓を採用し方向幕を装備しているのが特徴で側面の窓については1枚目の窓が大型拡大窓を採用している事からサイドガーニッシュについても大型化したものを装着しています。
1999年2月撮影
関東鉄道 P−LV219S
関鉄が1990年代前半に需要が急増した常磐道を走行する高速バスの車両に新製車と平行して観光バスからの転用改造車も台数を増やし途中から改造コストを低減させる為に改造内容も最小限に抑え、行先表示についても方向幕は装備せずサボで対応し、H401でも前面窓を上下二分割窓を採用したH301(ハイデッカV)と同じバンパーや前照灯を装備した車両もみられました。
1997年7月撮影
三重交通 P−LV219S
東都観光が1985年頃に開発したクリスタルバスは車体の一部にPC樹脂を採用した東都観光が特許等を取得した車両ですが他の事業者でも使用許諾を得て少数だが生産され、三交もクリスタルクイーンで導入し本家の車両が更新修繕後はPC樹脂部分を鉄板で埋め込みましたが三交では最後までこの外観で活躍しました。
1996年1月撮影
国際観光バス P−LV219S
ルスツリゾート等を運営している加森観光グループの国際観光バスが保有していた車両で、この事業者は1990年代前半まではフルサイズ大型車両に限って字光式ナンバーを装着しているのと側面窓にも特徴がある形状で殆ど固定窓と同じ仕様ですがわずかなサイズだけT字窓となっており換気目的と思われる窓となります。
1995年12月撮影
内山観光バス P−LV219S
この車両を導入した時はいすゞ車でも富士重工ボディの車両を中心としていた内山観光ですがごくわずかの対数であるがH401も保有していた時があり前面一枚窓、スイング扉に加え当時の車両は社名表示灯を省略した仕様でフロントパネルについてもメッキ仕様となっています。
1998年4月撮影