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バリエーションファイル S 前期型
西肥自動車 P−RA53TE
西肥バスが1980年代後半に佐世保からの昼行高速バス用に同じS型で同一仕様の日野車と同時に導入した日産ディP−RA後期型シャシーに架装した車両で室内は偏心3列シート・左側中央トイレを採用しているのと九州島内の事業者が導入したS型では珍しかった前面一枚窓を採用しています。
2002年8月撮影
長崎県交通局 P−MS725S
西鉄と長崎県の合弁事業者である九州急行バスの「九州号」の車両を譲渡した車両でこの時の九州急行の車両は西鉄とほぼ共通の仕様の車両を採用していたのと前照灯が丸型前照灯を採用しているのが特徴で譲渡後に前面の社名表示灯を撤去した程度で使用しています。
2004年9月撮影
西日本鉄道 P−MS725S
西鉄が天神・博多−大分間の高速バス「とよのくに」の車両も1990年から12m車に変更となり、仕様についても大幅に変った車両で後に塗装が「とよのくに」塗装から「火の鳥」塗装に変更し「ひのくに」中心に活躍してから分離子会社の西鉄高速バスへ転籍した車両の西鉄時代で塗装変更後に前面の社名表示灯が撤去されました。
2002年8月撮影
西日本鉄道 U−MS726S
更新修繕によって現行のVI塗装を採用したU−MS7シャシーに架装したS型で車体自体のマイナーチェンジが1991年である関係で平成元年排ガス規制に適合した車両では少数に留まった車両であるのと当時の西鉄の高速バスで主に近距離の高速バスとして導入した車両は社名表示灯を装備せずフロントパネルに大型の方向幕を備えていたのが特徴です。
2002年8月撮影
大分交通 P−MS725S改
天神・博多−大分間の高速バス「とよのくに」の専用車両で全ての運行事業者が同一の塗装を採用したときの車両で最初の頃は道路事情により12m車が導入できずふそうのシャシーに架装した車両については特注でホイールベース短縮改造を実施し全長11.5mに短縮した車両ですが設備は12mの車両と変らない仕様で左側中央にトイレを備えた室内となっています。
2002年8月撮影
九州産業交通 P−RU638BB
日野P−RU後期型シャシーに架装したS型で九州産交の場合、福岡線の「ひのくに」等以外殆どの高速バスには基本的に12m車を導入し、後に車両の代替などによって空港リムジンバスに転用した車両の1台で九州産交の空港リムジンバスの車両はバリエーションが豊富な事でも有名です。
2004年9月撮影
九州産業交通 P−LV719R
九州産交が福岡線「ひのくに」等以外の九州島内を結ぶ殆どの高速バス用に多数の車両を導入した偏心3列シート・左側中央トイレの室内配置を採用した車両も新製当初は各線の専用塗装を採用していたが更新修繕を施工したのと同時に現在の高速バス標準塗装となるサンライズカラーに変更しました。
2005年9月撮影
九州産業交通 P−LV719N
いすゞLV7シャシーの短尺車に架装したS型で元々は福岡線の高速バス「ひのくに」用に導入した車両で昔の九州産交は「ひのくに」等一部の高速バスには短尺車を導入していた名残で塗装変更などによって空港リムジンバスの他に長距離の路線バスへ転用した車両も見られます。
2004年9月撮影 
西肥自動車 P−MS713N
西肥バスで多数の改造実績を持つ観光バスから路線バスへ転用した車両で転用改造内容については施工時により異なるが西工S型を架装したこの車両の場合、前のバンパー一式をC−T/SD−T等の前期型バンパーに変更したのが特徴でこの様な改造は他社でも見られました。
2004年9月撮影