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バリエーションファイル ブルーリボンHU・HT 中期型 観光マスク
トヨタ自動車 P−HU276BA
日野の現在の親会社であるトヨタが社員通勤やイベントなどの送迎用に多数の台数を保有するブルーリボンの観光マスク仕様の車両でシートもリクライニング式を採用し廉価仕様の観光・高速型車両とほぼ同等の装備になっています。
1995年10月撮影
東急バス P−HU276BA
関東地区で1980年代後半になると近距離の貸切運行や高速運行にも使える兼用車両が多数の事業者で導入され、殆どが二人掛の座席で座席定員重視の室内とサービスボックスなどを搭載し東急の場合、この時に導入したワンロマ車の方向幕は前面窓の上の部分に装備しています。
1998年11月撮影
高知県交通 P−HU2373BA
高知県交通が保有する大型路線車両は保有台数が少なく、この車両は中距離以上の路線用に導入した観光マスクの車両で室内もほぼ二人掛座席を採用し、冷房装置についてはオプションとして設定している直結冷房を採用しています。
2006年5月撮影
那覇交通 P−HT235BA
沖縄県における本島の路線バスは那覇市内線と郊外線にわかれ、郊外線の車両は前乗・前降の乗降方法を採用しているので1扉の車両で当時の銀バスでは1990年ごろに導入した車両は観光マスクをを採用し、路線バスとしてはグレードの高い車両になります。
1999年2月撮影
九州産業交通 P−HU236BA
元々は熊本空港へのリムジンバスとして導入した観光マスクのブルーリボンは後に観光バスや高速バスの転用車両と入れ替わって塗装も路線バスの塗装になり、熊本市内からの長距離路線へ運用を転じて活躍しエンジンも標準出力仕様を搭載しています。
2007年7月撮影
奈良交通 P−HU276BA
1980年代の半ばに路線バスとして運行している定期観光用の車両は観光・高速型車両が中心でしたがこの時に一時関西地区では観光マスクを装備した路線車両を導入していたが基本仕様は普通の観光バスとほぼ同等の仕様になっていました。
2002年4月撮影
中日本観光自動車 P−HU276BA
中日本観光は観光バスの他に特定輸送も行っており、会社倒産直前に譲渡したブルーリボンの観光マスクの車両は平日には本来の特定輸送で運行し、休日にはこの様に公営競技の無料バスとして運行し室内もリクライニングをしない自家用仕様の座席にらなっていました。
2000年7月撮影
四日市社会保険病院 P−HU273BA改
ブルーリボンの観光マスク仕様の車両はバスベースの特殊車両の分野でも多数の架装実績があり、大抵の車種では搭載機器や室内配置の都合に最適な短尺・前後扉仕様で導入し、この車両については側面の雨除けが前後の扉両方に装備しているので正面のマーカランプが変則的な位置についた珍しい仕様の車両です。
2000年4月撮影