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バリエーションファイル HD−T(1)
関東鉄道 P−LV719R
いすゞのシャシーは1987年の途中からP−LV7に変更となり、この世代の車両でも現在の車両の様に6.2m級ホイールベースやISO10穴ホイールを採用しているのが特徴であるのと前照灯も規格品からいすゞの純正前照灯を装備している他に前のバンパーの形状も異なっています。
1997年7月撮影
四国旅客鉄道 P−LV719R
四国では富士重工が架装したバスの保有比率が低く、バス分社前のJR四国ではいすゞ車も自社発注しておりハイデッカについてはこのP−LV7シャシーに架装したHD−Tが最後となり需要の多い関西方面への高速バスにおける続行便で乗り入れた事もあります。
2001年8月撮影
幸栄バス P−LV219S
HD−T発売当初に架装したいすゞの車両はP−LV2シャシーに架装され、ホイールベースが異なるほか、前照灯も規格型の角型前照灯を採用しているのとウインカーレンズについても汎用品を装着しているのが特徴で前面を見ると初期に生産したHD−Tはいすゞと日産ディは同じ前面をしているので側面で区別する事になります。
1996年5月撮影
近江鉄道 P−RA53TE
日産ディのシャシーに架装したHD−Tで1986年の途中頃に生産した車両から前照灯の形状が変更となり、このシャシーに架装した車両の大半はこの形状であります。そしてこの車両は西武バスからの譲渡車両で近江における西武からの譲渡車両は路線車両が殆どですが過去にはこの様に観光車両の譲渡も行われ路線車両と同様、自社発注車両と異なる外観をしています。
2000年12月撮影
遠州鉄道 P−RU638BB
この当時における遠鉄の日野製大型車両は富士重工の車体を架装した車両が基本でP−RU63シャシーに架装した標準的な仕様の車両で前面のバンパーは富士重工標準仕様、前照灯は日野の純正品を採用し、独特なラジエータグリルの形状が特徴であるのと画像の車両みたいな後期架装分を除いてエンジンリッドの形状も他のメーカと異なった形状をしていました。
1996年12月撮影
日本交通(東京) P−MS725S
当時バスを製造していた4メーカのシャシーで最も生産台数が少なかったのがふそうのシャシーに架装した車両における標準的な仕様でバンパーはHD−Tの標準タイプバンパーを装備し、前照灯についてはふそうの純正品を採用し当時の日交(東京)ではエアロバスと併用で導入していました。
1996年1月撮影
神奈川中央交通 P−LV719R
観光バスの一部を事業移管後も神奈中に残った車両でこの事業者では珍しかったいすゞ製のシャシーに架装したHD−Tで側面窓の保安基準変更前に導入している事から側面窓は逆T字窓を採用し塗装についてもスーパーハイデッカ導入開始前の塗装の塗装を採用しています。
1998年11月撮影
広島バス P−RA53TE
側面窓の保安基準変更前に広島バスが導入した日産ディのRA53シャシーに架装したHD−Tで、この事業者では長い間富士重工のバスを導入していた事業者で日産ディの他に台数は少ないがふそうのシャシーに架装したHD−Tも導入しました。
2000年5月撮影
新潟交通 P−RA53TE
日産ディのシャシーに架装したHD−Tについても初期に架装した車両と昭和バスむけ車両等については前照灯の形状が規格型の角型前照灯四灯を採用し前から見るといすゞのLV2シャシーに架装した車両と同じ外観を持っているのが特徴で、新交の車両については側面窓にR3で公表だったサンダーカット仕様をオプションで採用しています。
1995年7月撮影
京浜急行電鉄 P−LV719R
京急が1989年に導入した空港リムジンバス用の車両で一回だけ導入したこのHD−Tはサブエンジン冷房車としては珍しくトイレを装備しているのとこの時の京急の空港リムジンバスは「シーガル」専用車を除いて前面窓は左右分割窓を基本としていた時で、HD−Tにおいててこの窓を採用した車両は殆ど生産されず珍しい仕様となっています。
1995年3月撮影
東都観光バス P−LV719R
東都観光が導入したHD−Tは外観に特注によって独特な仕様を採用した車両として導入し、導入当初は前面窓が上下分割窓となっていたほか、側面の扉の形状についてもスイング扉だが前面窓と同じく、川重のハイデッカV(H301)の仕様に合わせていました。
1996年5月撮影 
清水交通 P−LV219S
いすゞのP−LV2シャシーに架装したHD−Tの前ウインカーレンズについては汎用品のウインカーレンズが標準仕様として採用しているが一部の事業者については汎用品を装備せず別の形状をしたウインカーレンズを装備する事業者も見られました。
1999年8月撮影
はとバス P−LV219S
はとバスではP−LV2に入ると富士重工のボディの車両を導入し、1986年から1987年に掛けて路線車両と貸切車両の両方でHD−Tを採用し、1987年に導入した車両については当時の路線車両の大半は折戸をだった為、貸切車を含めスイング扉と同じ形状をした独特な折戸が特徴ではとバス以外の事業者にも採用事例があります。
1998年5月撮影
ニュー東京観光バス P−RA53TE
はとバスが1987年に導入した車両に採用した独特な形状をした折戸を装備するHD−Tははとバス以外の事業者による採用事例もあり、殆どの事業者は首都圏近郊の事業者に留まり、ニュー東京の様に日産ディなどいすゞ以外のシャシーに対する採用もありました。
1996年1月撮影
エクセルバス(北海道) P−RU638BB
R3で公表だった側面窓のサンダーカット仕様についてHD−Tではオプション設定となり、形状が二種類用意された中でR3の形状と異なる形状した仕様も設定され、北海道のエクセルバスでは複数台数の運行で車両を統一して運行する時に対応するために富士重工ボディの車両も併用していました。
1995年10月撮影
八街観光 P−RU638BB
基本的に日野とふそうのバスを保有する八街観光が保有していた日野のシャシーに架装したHD−Tで、ハイデッカとしては珍しい側面固定窓を採用しているほかに前面メッキパネルや社名表示灯なし等この時の内山観光の車両と共通した部分が見られる車両です。
1997年7月撮影
東京空港交通 P−RA53TAE
リムジンバスにおけるHD−Tについては日産ディシャシーで少数のみ導入され、仕様についても台数は少ないものの画像の様なトイレ付・逆T字窓の他にトイレなし・T字窓の車両もあり、この時のグループ以降リムジンバスが空港リムジンバスとして導入した車両については一部の富士重工1Mを除いて直結冷房が基本仕様となっています。
1995年11月撮影
両総グランドサービス P−MS725S
主に成田空港関連の特定輸送を行っている両総グランドサービスでは保有する車両で大型の観光・高速型車両については輸送形態から空港リムジンバスと同じ仕様の車両を保有し、成田空港から羽田空港の間の航空関係者の特定輸送も行っているので羽田空港にも乗り入れるときがあります。
1995年8月撮影