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バリエーションファイル エアロミディMJ スタンダードデッカ 前期型(1)
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北恵那交通 P−MJ527F
エアロミディMJは発売当初スタンダードデッカのみの設定で、観光用の標準仕様が「エクシード」で当時の呉羽で生産していたバス共通のデザインが特徴だがシャシーレイアウトの関係で後部については先代のエアロミディMK12シリーズの流れをもつ形状で外観は画像の車両の様にスイング扉・側面固定窓仕様が標準仕様となっていました。
1999年12月撮影
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中日臨海バス P−MJ527F
企業などの特定輸送を中心とした中日臨海バスが観光バスによる貸切事業を開始した当初は小型限定でエアロミディMJのスタンダードデッカを導入し、現在とは異なる塗装で側面窓も現在の貸切車と異なるメトロ窓をオプションで装着していました。
1993年4月撮影
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加越能鉄道 P−MJ527F
生産工場の地元となる富山県の事業者では小型バスにエアロミディMJを導入する事業者は多く見られ、当時は鉄軌道事業も行っていた加越能の車両は廉価仕様の観光仕様となる「ロイヤル」ですが外観についてはオプションで前面窓に一枚窓を採用していました。
1995年11月撮影
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日本急行バス P−MJ527F
80年代後半から90年代前半における名観の車両は現在とは異なり独自性のある車両をグループ各社が保有していた時期が見られ、当時傘下だった日急バスも名神ハイウェイバスの他に観光バスによる貸切輸送も行っておりグループ共通で導入した小型サロンパス「DAN−RAN」は少人数仕様の車両だったが日急バスの車両においては更新修繕と同時に時代の変化から通常の前向座席の仕様に改装しました。
1994年11月撮影
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遠州鉄道 P−MJ117F
エアロミディMJでは小型車のエアサス車が普及していなかったので前期型に限って全てのグレードにリーフサス車が設定されたが実際に観光仕様の普及仕様となるエクシードではリーフサス車を導入する事業者は限られ、遠鉄におけるエアロミディMJのスタンダードデッカはこの時の導入に限られフルサイズの大型車等に合わせて乗降扉には折戸を採用していました。
1994年5月撮影 
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防長交通 P−MJ117F改
エアロミディMJの路線仕様は後期型から正式設定となるが前期型には路線仕様の設定はなく、防長ではエアロミディMK12シリーズの時にも特注で路線用に導入しており、自家用仕様のデラックスをベースにした路線車は後期型で正式設定となる路線仕様とほぼ同一の仕様で前面の方向幕については社名表示灯の部分に設置しています。
2002年8月撮影