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バリエーションファイル エアロミディMK・ハイデッカ 前期型(1)
静岡鉄道 P−MK525J
エアロミディMKのハイデッカにおける標準的な仕様の車両で、ハイデッカではNAの長尺車以外に中型バスでは珍しい前輪独立懸架仕様が設定され初代エアロバスが登場した時と異なり発売当初から採用する事業者も多数見られました。
1995年3月撮影
東信観光バス P−MK595J
ハイデッカの高出力仕様では珍しかった前輪車軸懸架仕様の車両で、型式も旧型モデルのP−MK515Jとの重複を避ける為に独特な型式となっているのが特徴で側面窓についてはオプションでT字窓を採用する事も可能でした。
1995年9月撮影
岐阜観光自動車 P−MK527F
エアロミディMKのハイデッカに設定していた短尺車で、エンジンは旧型モデルと同じくNAエンジンに限られているのが特徴で基本仕様については長尺車と同じですが、名鉄グループの事業者では9m大型車と併用して導入する事例が多く見られこの様に中型車は短尺車のみの導入となりました。
1994年11月撮影
信濃交通 P−MK525J
エアロミディMKにおける観光仕様の車両において前面の社名表示灯を省略した車両も台数は少ないが生産され、この場合は元々社名表示灯を装備しない自家用仕様と異なり、フロントガーニッシュを装着した状態となっているのとハイデッカでは珍しい側面窓にメトロ窓を採用しています。
1995年10月撮影
大阪空港交通 P−MK517J
OKKが観光バスから航空クルーバスに転用した車両で、関西地区ではエアロミディMKの長尺ハイデッカで乗車定員と車両総重量を抑え中板ナンバーを装着した普通登録車両を導入した事業者が多く見られた地区で、塗装については転用後もOKKが観光バスの塗装が現在の塗装と異なっていた時代の塗装を纏っていました。
1996年4月撮影 
豊鉄観光バス P−MK527F
エアロミディMKの短尺ハイデッカではメーカの推奨仕様においても普通登録が可能で直結冷房等を装備した軽量仕様が設定していたが実際には前輪車軸懸架仕様に限定した仕様ですが乗車定員を少なくし前輪独立懸架仕様の車両においてもこの様に中板ナンバーの普通登録の車両も生産されました。
2002年11月撮影