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バリエーションファイル 初代エアロバス・スタンダードデッカ・後期型(2)
遠州鉄道 U−MS716N
遠鉄では1996年頃まで当時は車両寸法制限かあった上高地の釜トンネル対策としてスタンダードデッカの車両を纏まった台数導入した事で有名ですが初代エアロバスについては全ての車両がオプションで角型前照灯を装備していますが前輪車軸懸架仕様で導入し、後に大半の車両は契約輸送用に転用した車両が多く見られました。
1995年12月撮影
石見交通 U−MS726N
古くから広島−浜田間などの陰陽連絡高速バスを運行している石見交通では長い間スタンダードデッカの車両を導入し、前輪独立懸架仕様で角型前照灯などのオプションを装備しているのが特徴であり、側面窓については標準のメトロ窓となっていました。
2000年5月撮影
グリーンハウス三ヶ根 U−MS726N
初代エアロバスのスタンダードデッカも自家用需要が多く見られた車両で、この車両については前面にオプションで角型前照灯の他に一枚窓を装備しているのが特徴であり、初代エアロバスのスタンダードデッカではこの前面窓を装着した車両は珍しい仕様となっていました。
2000年3月撮影
静岡鉄道 U−MS716SA
側面メトロ窓・前面左右分割窓・丸型前照灯と初代エアロバスのスタンダードデッカにおける標準的な外観をした車両ですがハイデッカと異なりスタンダードデッカのフルエアブレーキ仕様の車両は珍しく御前崎特急線などに運用され、後にセレガを導入するまでしずてつではこの用途の車両の導入が一時途絶える事となりました。
2001年5月撮影
長崎県交通局 U−MS726S
長崎県営バスが県内高速および長崎空港への空港リムジン等に使用する為に導入した初代エアロバスのスタンダードデッカで、現在は殆どの車両が中距離以上の路線で活躍する事が多くなったが車両自体も角型前照灯や前面一枚窓など様々なオプションを装備した車両となっています。
2010年7月撮影
東洋観光 U−MS716S改
過去に横浜市のリハビリ事業団における契約輸送に使用していた車両で初代エアロバスでは珍しい車椅子対応のリフト付のバスで、車椅子の乗降については観光・高速型の車両では採用事例が多く見られる中扉からの乗降となり、車椅子用の乗降扉はバスでは珍しい観音開きの扉を採用しています。
2000年3月撮影