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バリエーションファイル エアロミディMK 前期型(2)
中郷村 U−MK516J
現在は上越市と合併した過去の自治体となった中郷村が保有していた車両で1990年に一部改良を実施したエアロミディMKの観光仕様における標準的な仕様の車両で、観光仕様については廉価仕様のみの設定となり前面窓は左右分割窓、側面窓はメトロ窓を基本としており、塗装についてはこの一部改良で変更となったメーカ純正塗装を採用しています。
1995年9月撮影 
三河ハイツ U−MK117J
エアロミディMKでは1990年に排ガス規制の関係による一部改良を行ったあと、1991年の年末には自家用仕様に限って再び一部改良を行い、この時に追加設定した上級仕様の「マスターデラックス」で床下とランクスペースを備えるなど観光仕様に近い外観を採用し、「デラックス」ではオプションだった前面の社名表示灯や角型前照灯も標準装備としています。
1996年10月撮影
アマダワシノ U−MK117J
1990年に一部改良を実施したエアロミディMKの自家用仕様「デラックス」における標準的な仕様の車両で、冷房装置はサブエンジン式・直結式共にオプションとなり、前照灯についても丸型前照灯を標準採用している関係でフォグランプが前照灯の下に付いています。
1995年9月撮影
鷲宮町 U−MK516J
「らき☆すた」の聖地である鷲宮神社があり、現在は市町村合併によって久喜市に編入となった鷲宮町が以前に保有していたエアロミディMKの観光仕様の車両で、後期型からは標準装備となるが前期型ではオプションによって設定していた直結冷房を搭載していますが、トランクスペースについてはサブエンジン式の冷房装置を搭載した車両と同じ容積となります。
1997年7月撮影
海津町 U−MK117F
現在の海津市が海津町の時代から近年まで運行していた80条バスに使用していた車両で、車両としては中型の自家用仕様の車両を使用していており、このエアロミディMKでは短尺車でサブエンジン冷房や角型前照灯、社名表示灯など様々なオプション設定の装備をしているのと座席が路線バスに標準採用しているローバックタイプの座席を装備していました。
1999年6月撮影
高月町 U−MK517F
短尺の観光仕様の車両で2010年に市町村合併によって長浜市と合併した高月町が以前に保有していた車両で、乗車定員を少なくし車両総重量を8屯以内に収め中板ナンバーの普通乗合登録をした車両で塗装については1990年の一部改良する以前のハイデッカにおける純正塗装を採用しており、前面には独立懸架車両のステッカーが貼り付けてあるが独立懸架使用はハイデッカのみの設定となっています。
1998年3月撮影
東急バス U−MK517F
東急電鉄の時代から運行している「東急コーチ」の車両の一部が青葉台駅発着のみどり台循環線の専用車両に転用され、塗装変更をした他は東急コーチの車両のままで、専用車両は短尺の中型車両を採用し、1995年までは観光・自家用仕様の車両をベースにしており一部の車両については画像の様に2扉の車両も導入していました。
2003年10月撮影
大内山村 U−MK516J
現在は町村合併により大紀町となった大内山村の車両で、地方自治体の保有するバスでは珍しい車椅子の昇降用リフトを備えており、リフトの設置位置は大型車と同じ車両の中央ですが、外観では前中引戸の2扉となり、中扉から乗車する仕組みを採用しておるのと冷房についても直結冷房を搭載しています。
1999年10月撮影
沖縄バス U−MK117J
沖縄本島の路線バス運行事業者で唯一保有車両が1メーカのみとしている沖縄バスでは近年自社発注車両と併用で多数の譲渡車両が見られ、基本的に譲渡した車両は路線仕様の車両ですが中型車においても自家用仕様の車両も譲渡され、2扉の車両についても那覇市内のみ走行する系統(7・8系統)については中扉もしくは後扉から乗車するため2扉車となっています。
2009年2月撮影 
中部健康管理センター U−MK516J改 
中型バスをベースとした検診車などの特種車両は基本的に自家用仕様をベースに架装していますが、この車両の場合エンジンに高出力仕様の設定がある事から検診車としては珍しく観光仕様の車両をベースに架装した車両ですが基本的には自家用仕様に架装した車両とほぼ同じレイアウトとしています。
1999年4月撮影