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バリエーションファイル エアロミディMK・ハイデッカ 前期型(2)
大川自動車 U−MJ526J
1990年に一部改良を実施したエアロミディMKのハイデッカにおける標準的な仕様の車両で、外観の変更については殆ど変更が無く側面窓については標準装備は固定窓だが換気対策等によりオプションで逆T字窓を装着した車両についても多く見られました。
1999年9月撮影
ニュー浜松観光バス U−MK517J
遠鉄グループの浜松観光が一部の営業所を一時的だが分社して発足したニュー浜観では分社当初に引き継いだ車両だけ独自の塗装を採用していたが、その後の車両については遠鉄グループの共通塗装が採用され後に中・小型限定から限定解除後に再び浜観と合併し過去の事業者なりました。
1997年7月撮影
さくら観光 U−MK527F
1990年に一部改良を実施したエアロミディMKの短尺ハイデッカで、長尺車と異なり標準出力エンジンのみの設定だが前輪独立懸架仕様も用意され、この時になると昭和58年排ガス規制車に比べて導入した事業者も少なく、外観でもオプションで逆T字窓を装着しています。
1999年3月撮影
名古屋淡路交通 U−MK526J
エアロミディMKにおける直結冷房は1993年のマイナーチェンジモデルで標準装備になるまでは菱重製のみがオプションとして設定され、直結冷房を装備した場合は長尺のハイデッカに限り床下トランクスペースが2スパンとなり容積が大幅に増加しています。
2001年7月撮影
信南観光バス U−MK517F
エアロミディMKでは前輪車軸懸架仕様の短尺ハイデッカには軽量仕様がオプションとして設定され、直結冷房やチューブレスラジアルタイヤ+アルミホイール等を組み合わせ車両総重量を8屯以内に押さえ普通乗合登録を可能にした仕様ですが普通乗合登録では幼児専用車以外法規義務のない非常口については標準装備となっていました。
1994年12月撮影
晃和交通 U−MK526J
エアロミディにおいても前期型の車両に1993年に大幅なマイナーチェンジを行った後期型の前面に改造した車両で、ブルーリボンのRU60/63シリーズで多く見られたこの様な改造もエアロミディでは珍しく、側面のラジエータグリルが前期型と後期型では形状が異なっているので細かく見ると前期型だと気づく車両です。
2008年11月撮影