平成元年排ガス規制に対応したクイーンＫの標準的な仕様で外観等については従来のＭＳ７２９クイーンＫと同じ仕様ですがこのタイプのバンパーによる生産は少なかった状態です。
当時の三河観光としては初めてグループ会社からの転籍車以外の移籍車両として登場した「マリンスーパー」の１号車です。
1998年6月撮影
平成元年排ガス規制車から共通デザインのダブルデッカであるエアロキングと同じ新タイプのバンパーをクイーンＫにもオプション設定をし実際にはこのタイプのバンパーを装備した車両が大半を占めています。
1998年11月撮影
中央バスが平成元年排ガス規制車になってから唯一新製したクイーンＫで中央バスにとって最後に導入した低運転席仕様のスーパーハイデッカであり、特徴であったマーカランプはそのまま継続して採用しています。
2000年10月撮影
小田急バスから分社して発足し高速バス・一部の路線バスに続いて観光バスも事業移管により登場した車両で車内後部にトイレを備えていた事から夜行高速バスの続行便での活躍も多く見られた車両です。
2004年4月撮影
名鉄グループで纏った台数のクイーンＫを導入した福鉄では冷房装置をメーカオプションのデンソー製サブエンジン式フルオートエアコンを搭載し冷房の外気導入ルーバやサブエンジンのラジエータグリルの形状が標準装備の菱重製と異なった形状をしています。
2002年9月撮影
１９９０年代末期から各地での車両広告による関係法案が緩和され時代の変化により稼働率の減少を抑えるために登場したフィルムマーキング式の全面広告バスで従来の塗装広告と異なり塗装変更が不要な事と広告収入の増加が可能な為路線バスを中心に普及しています。
2001年9月撮影
平成３年から４年頃に再び導入した日本交通観光（当時の日本交通）のエアロクイーンＫです。
特徴のある前バンパーはそのまま健在で細部の仕様が変更しています。
1998年4月撮影
ケイエムが保有する伝統のある特別車両「ロイヤルサロンカー・サミット」もクイーンＫでも導入し前中扉や独特の側面窓配置、一人がけ座席とメーカ八個会うによるカタログにも内装写真が公開されていた車両です。
1998年3月撮影
名古屋滋賀交通の特別車でもある「インペリアルⅡ」です。
エアロクイーンＫではユーザが求める特別な仕様にも柔軟に対応して製造しているのでこの様な車両も製造できるのが大きな特徴です。
そして当時の２軸スーパーハイデッカとしては珍しい直結冷房仕様となっていま
す。
1994年6月撮影