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バリエーションファイル エアロスターM 後期型
徳島バス U−MP618K
二回目のマイナーチェンジにより外観も若干変更をしたエアロスターMの短尺車における標準的な仕様の車両で四国では少ないフルサイズの大型路線車両で南海グループの事業者では最後まで本家である三菱名自製で統一した徳バスの車両です。 
2000年1月撮影
東京都交通局 U−MP618K
都バスにおけるエアロスターMの都市新バス仕様は1993年に都01系統と翌年に新規開業した都08系統の車両として登場し、この都01系統用車両は当時配属していた担当営業所では一般車についてはMBM製だがこの車両限って本家である三菱名自製で導入し、いすゞ車と同様アイドリングストップ装置の後付を実施しました。
2000年3月撮影
神戸市交通局 KC−MP617K改
初代エアロスターMは生産時期は短いが平成6年排ガス規制にも適合し、神戸市営バスでは90年代半ばから高出力エンジン搭載車両を採用しふそうの場合、他社と異なり登録には改造届が必要な事から生産台数は少なく、前のバンパーにはこの車両では珍しいコーナリングランプを備えています。
1997年5月撮影
北海道旅客鉄道 U−MP618M
JR北海道がバスを直営時代になってから導入開始したエアロスターMで北海道における新製車両としては珍しい標準尺を採用し、主に札幌市内の路線で運行しています。
1995年10月撮影
小田急バス U−MP218M
エアロスターMの平成元年排ガス規制車の標準尺による標準的な仕様の車両で中扉にはオプションで設定している四枚折戸を採用し都市部において乗り降りのしやすい仕様の車両です。
1997年3月撮影
ジェイアール東海バス U−MP618M
観光・高速型車両と異なりJR東海バスにおけるふそう製大型路線車両なについてはこの時のみの導入となったエアロスターMで前中四折、標準床仕様で2002年から一部の路線を東濃鉄道へ事業移管を開始し現在は全ての車両が東鉄に転籍しています。
1998年12月撮影
岐阜乗合自動車 U−MP618M
長らく前後扉を採用していた岐阜バスが1995年から前中扉に変更した時に導入した車両で外観では社名表示灯を装備する以外は名鉄とほぼ同じ外観ですが内装は岐阜バス独自の仕様が継承されエアサス仕様になっています。
2003年4月撮影
弥富高等学校 U−MP218M
エアロスターMの自家用仕様の車両で標準床仕様のみの設定で側面のメトロ窓と冷房装置についてはオプション設定で後者については殆どの車両に装備されたがメーカの基本装備設定では最後までオプションとなっていました。
1995年6月撮影
京阪バス U−MP618M
京阪が京阪宇治交を合併した時に引き継いだ車両で元々京阪はエアロスターMを保有しているが全てMBM製でこの合併により保有していなかった本家である三菱名自製車両を保有する事になり、両者で製造した車両を共に保有するのも珍しいです。
2006年7月撮影 
北陸鉄道 U−MP217N
エアロスターMの長尺車は二種類のホイールベースを設定し、この車両は追加設定によって登場したN尺で他社の長尺車と全長ではほぼ同じサイズで扉については全ての扉配置に対応していますが後扉仕様の場合は改造扱いとなっています。
1996年3月撮影
北陸鉄道 U−MP218N
北鉄が1990年代前半に一時導入していた仕様で内装・外装共にグレードアップした仕様でフロントガーニッシュつき角型前照灯など独特の装備をした車両でリーフサス仕様となっています。
1996年3月撮影 
ジェイアール九州バス U−MP618N
JR九州が保有する路線用車両は地域と路線特性の合わせて色々な仕様の車両を導入し、中にはこの様に1扉の車両も含まれ側面の方向幕については窓に装備せず車体に直接装備した仕様など側面窓以外は最近の路線・自家用系車両を使用した高速バス用車両に近い外観となっています。
2005年9月撮影
名古屋鉄道 KC−MP217P
エアロスターMには路線・自家用系車両で最も長いホイールベースにあたるP尺が設定され、殆どは自家用仕様か郊外型の路線バスで占めている中、名鉄でも高需用路線をもつ名古屋・春日井・津島の3箇所には長尺車も導入され一般車両では中扉が二種類用意していたがP尺車については全て前中四折戸仕様に統一していました。
2000年3月撮影
遠州鉄道 U−MP218P
全国でも珍しくフルサイズの大型路線バスで標準尺・短尺・長尺の車両を導入してきた遠鉄が保有するエアロスターMの長尺車でこの時になると基本的には標準尺の車両による導入だがスポット的に導入してきました。
1995年11月撮影 
京王帝都電鉄 U−MP218M
エアロスターMにオプションとして設定していたMMAT(機械式AT)を搭載した車両で現在でもフォグランプを装備しない京王の車両で一時は殆どの大型路線バスは機械式AT車で占め、ふそうの場合はMT車との外観における変更点は無い状態です。
1995年11月撮影
沖縄バス U−MP218K
沖縄のバス事業者における初期の譲渡車両で郊外線においては現在でも前乗・前降による乗車方法を採用しているため元々は2扉仕様だった車両の中扉を撤去した改造を実施する等後に譲渡する車両より改造項目が多く、沖縄バスにおいては自社発注車にはない三菱名自製のエアロスターMです。
2009年2月撮影
名古屋市交通局 U−MP618M改
1994年に当時のMMCが畜圧式ハイブリッドバスとして登場したMBECSで油圧ポンプを使用した回生ブレーキシステムにより発進時の黒煙を大幅に減少させたシステムで名古屋市営バスでも導入当時でふそう車の指定営業所へ1台づつ導入した実績があります。
1995年1月撮影
東京都交通局 KC−MP637K
1995年の年末に畜圧式ハイブリッドシステムのMBECSを更に進化させ新たにアイドリングストップ装置と当時の排ガス規制では義務の無かった触媒を追加して更に低公害化したのがこのMBECS−Uでこの時から新型自動車登録で型式を取得し改造申請は不要となったが三菱名自製では殆どの車両が都バスへ納入されました。
1996年5月撮影