前に戻る
バリエーションファイル 7HD(7M) 前期型
ジェイアール東海バス U−LV771R
いすゞのシャシーに架装した7HDの標準的な仕様の車両であり、いすゞの場合は他のメーカのシャシーに架装した車両と前照灯の形状が異なるのとフォグランプがバンパーに装備しているのが特徴で全国各地で見られた仕様の車両であるのとJR東海バスにとってこの時の車両が富士重工ボディを架装した最後のハイデッカとなりました。
1999年4月撮影
山交バス U−RA520TBN
日産ディのシャシーに架装した車両で、U−RA系発売当初から設定している標準出力の6.5m級ホイールベースでラジエータグリルなどを除くとふそうのMS7シャシーに似た部分も見られ冷房装置についても標準仕様となっていた富士重工内製のサブエンジン冷房を搭載しています。
1998年11月撮影
御坊南海バス U−RA520RBL
1992年に日産ディが追加設定した6,2m級ホイールベースのシャシーに架装した車両で空港リムジンバス関係と1993年に追加設定した高出力仕様を除くと珍しい車両で、ホイールベース以外については他の日産ディ車と同じ仕様となっています。
2000年1月撮影
福島観光自動車 U−RU2FTAB
日産ディと同じく平成元年排ガス規制でフルモデルチェンジを実施した日野のシャシーに架装した車両で基本的初代セレガに例えるとFS/FDの両方のシャシーで架装され、ISO10穴のホイールを標準採用したのとエンジンリッドの形状がシャシーの関係で他のメーカの車両に比べてやや左側に後のナンバープレートを装着しています。
2000年12月撮影
東野交通 U−RU2FSAB
日野の汎用架装おける車両は初代セレガに例えるとFS用シャシーにおける架装率が高く、FD用シャシーに1994年以降に架装した車両についてはホイールベースが6.2m級に短縮した以外は変更がなく、生産時期が短かったのとFS用シャシーに架装した車両もあるが実際にこの仕様で生産した車両は1994年以降に日野のシャシーに架装した7HDの半数以上を占めていました。
1997年7月撮影
広島バス U−MS726S
4メーカのシャシーの中で最も架装台数が少なかったふそうのシャシーで1993年まで架装していたMS7シャシーに架装した車両で実際に導入した事業者は限られ、広島バスの場合7HDも日産ディのシャシーに架装した車両と並行して導入していました。
2010年12月撮影
千葉中央バス U−MS826P
ふそうのシャシーに架装した7HDは1994年からシャシーがMS7からMS8に変更となり、生産時期も短くこの頃になるとニューエアロバスを導入する事業者も目立ち殆どの車両が千葉県の事業者へ納入される等導入地域も限られ他のシャシーと異なり日野のシャシーに架装した車両と同じくエンジンリッドの形状が若干異なり後のナンバープレートが標準位置よりやや上についています。
2000年7月撮影
朝日観光(富山) U−LV771N
自家用として使用していた車両の譲渡車でいすゞの短尺(N尺)シャシーに架装した車両で標準尺仕様と比べると架装実績が少なく、全長も約11.2mのため床下のトランクは1スパンのトランクとなっているので標準尺の車両との区別も付く仕様となります。
2001年8月撮影
伊豆箱根鉄道 U−RA520RBM
日産ディの短尺シャシーに架装した7HDで、日野の中間尺の車両と同様全長が約11.5mとなり、旧トンネル時代における上高地の釜トンネルを走行できる車両では全長の長い車両となり、伊豆箱根の場合はこの車両を路線車両として新製しており、観光地を中心とした中距離の路線を中心に運行している車両です。
2004年6月撮影
富山地方鉄道 U−RU2FNAB
納入実績が珍しい日野の短尺シャシーに架装した7HDで、日野の場合全長11mの短尺車と11.5mの中間尺車共に架装実績があり、富山地鉄における7HDの殆どは日産ディのシャシーに架装した車両のなかで路線用の日野のシャシーに架装した車両はメーカ設定における廉価仕様となっています。
2010年8月撮影
大阪ヤサカ観光バス U−LV771R
7HDは標準仕様に限ってR2/R3の時と同じく側面窓がT字窓および固定窓に限ってカーブガラスがオプションとして設定され、関西ではこの組み合わせも珍しく、ヤサカグループの事業者がこの当時に導入した7HDは基本的にこの仕様としていました。
1995年12月撮影
三洋交通(北海道) U−RA520TBN
日産ディのシャシーに架装した7HDで側面カーブガラスをオプションで装着した車両で、三洋交通がナイス観光時代最後に導入した車両でもあり1992年に日産ディがシャシーの一部改良を実施した時にISO10穴ホイールをオプションとして設定していたがT尺の車両で装備した車両は珍しかったです。
1997年10月撮影 
読売観光 U−RU2FTAB
日野のシャシーに架装した7HDにオプション側面カーブガラスを装着した車両も採用事例が少ない仕様でT尺車も1994年以降に一部の事業者で見られたS尺共に導入した読売観光の車両です。
1998年11月撮影
頚城自動車 U−MS726S
ふそうのシャシーに架装した7HDにオプションで側面カーブガラスを装着した車両は4メーカの中で最も少なく、シャシーについてもMS8における装着事例はなく、全てMS7シャシーに架装する車両で占め頚城バスにおいても7HD自体が珍しかったです。
2001年5月撮影
三重交通 U−LV771R
三交が1990年代前半に南紀特急バスの車両をトイレ付のハイデッカを導入したときがあり、座席配置についても東京方面の高速バスと同じ配列を採用したのかぜ特徴で、名古屋発着の分については三交南紀交通に移管した時に一部の車両が転籍しましたが、現在は両社共に別の車両に代替しています。
2000年7月撮影
関東鉄道 U−LV771R
いすゞのシャシーに架装した7HDについてはいすゞ純正の灯火器類や専用バンパーを装備しているのが特徴ですが、1993年ごろからオプションで富士重工の標準仕様の前照灯などを装備した車両が一部の事業者で納入される様になり、殆どの事業者では日産ディ等との並行して導入していました。
1996年5月撮影
東京空港交通 U−RA520RBK
リムジンバスでは少数の導入となった前期型の7HDで、日産ディが1992年に追加設定した6.2m級ホイールベースの車両で唯一フルエアブレーキ仕様として納入し、側面のみに装備した方向幕については導入当時では珍しかったLED式の方向幕を装備しています。
1995年7月撮影
北海道中央バス U−RA520RBL改
中央バスが2台導入した車椅子対応のリフト付観光バスで、車椅子の乗降に伴うリフトは車体中央に装備しており、日産ディのシャシーに架装したこの7HDは中央バスが導入したほかの7HDと異なり側面がカーブガラスになっているのが特徴です。
2000年10月撮影
常磐交通自動車 U−LV771R改
7HDでも側面一枚目窓のサンダーカット仕様が引き続き設定され、当時の常交では多数の車両がこの仕様となっているのと導入時期によっては更に側面カーブガラスと組み合わせた仕様の車両も見られました。
1999年3月撮影
関西空港交通 U−RA520RBL改
KATEが1995年に1台導入したわくわくプラン専用の車両で廉価仕様であるが車椅子対応のリフトを備えた仕様となっていますが、前面のバンパーが前期型の車両であるが1995年のマイナーチェンジによる後期型のバンパーを採用しているのが特徴で、このプランが廃止後はこの車両が廃車となるまで観光バスとして使用していました。
1995年12月撮影