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バリエーションファイル 8E 前期型 
関東鉄道 U−RM210GSN
平成元年排ガス規制でフルモデルチェンジを実施した日産ディのRMに架装した8Eで、実際に架装した8Eの大半を占めるシャシーで7Eを中型サイズに縮小したデザインを採用し、1991年に前面のフォグランプを7Eと同じ部分に移設してから架装した車両です。
2004年7月撮影
富士急静岡バス U−RM210GSN
日産ディのシャシーに架装した8Eで交通バリアフリー法が施行される前に関西より西の地区で多数の事例が見られた前後扉を採用した車両であり、東海・北陸より東の地区においても採用する事業者もあり、富士急静岡では現在は廃車となっているが岳南鉄道から事業引継した車両も在籍していました。
1999年11月撮影 
高知県交通 U−RM210GSN
富士重工が車体架装したバスの納入台数が少なかった四国で多数の納入実績を持つ高知県交通の8Eで、この事業者では大型路線車両と中型路線車両の塗装が若干異なっているのが特徴で、方向幕についても後にLED幕に改造しています。
2006年5月撮影
名古屋市交通局 U−RM210GAN
1998年に本格的な導入を行うまでは保有台数が少なかった名古屋市営バスの中型車は日野のレインボーの他に日産ディのシャシーに架装した8Eも1992年に4台導入し、後に導入する車両と座席や窓の色など若干仕様が異なるのと中型車を本格的に導入するまでは運行する系統が大型車の走行が難しい系統に限られていました。
1995年3月撮影
会津乗合自動車 U−RM210GAN
保有する路線車両については中型車の比率が高い会津バスの車両で、平成元年排ガス規制に対応した8Eについては日産ディのシャシーに架装した車両のみとなり、1扉・側面二段窓と大型の自家用仕様に近い外観を持ち当時の路線車両では珍しかったエアサスを採用しています。
2009年8月撮影
関東バス U−RM210GSN
1995年まではフルサイズの大型車は3扉なのに対して前後扉を採用していた関東バスの中型車で、1993年から5台を五日市街道(営)に集中配置し、現在では京王バスグループのみとなった前面のフォグランプを省略していた仕様を関東バスでも採用しており、廃車後に一部の車両が譲渡されました。
2001年5月撮影
大阪市交通局 U−RM210GAN
関西の公営事業者では珍しく富士重工が車体架装したバスを継続して導入した大阪市営バスでも中型車になると日産ディのU−RMが最後となり、フォグランプを省略したり方向幕のサイズなど当時の大阪市営バスならばの特徴でもあるのとミッションについても中型車については大型車より早い時期からトルコンATを採用います。
1997年5月撮影
昭和自動車 U−RM210GSN
自社発注車両から譲渡車・型式審査車両(サンプル車)など様々なバリエーションの車両を保有し、富士重工が車体架装した車両も多数の納入実績を持つ昭和バスが初期に導入した8Eで、フォグランプの位置が7Eと異なり前照灯の下の部分に装着していました。
2002年8月撮影
伊豆箱根鉄道 U−RM210GSN
伊豆箱根が自社発注で導入した8Eは画像の様な1扉と前後扉の車両を併用し、1扉の車両については地方における観光地の路線バスによく見られた着席中心とした室内配置を採用した室内構成で自家用仕様とほぼ同じ2人がけ座席がメインとしています。
2004年6月撮影
近江鉄道 U−RM210ESN
8Eの短尺車は生産台数が少なく、日産ディのシャシーに架装した車両のみが製造され、近江でも数台の車両を導入し、濃色側面窓を採用したメトロ窓や直結冷房でも側面窓の柱が太いのが特徴であるのと導入当時の近畿地区における路線車両では珍しかった前中扉を採用しています。
1996年11月撮影