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バリエーションファイル B−U 中期型
阪急バス U−UA440LSN
有数の西工ユーザである阪急バスは日産ディ車の導入が遅く1995年から開始となり、96MCのマイナーチェンジを実施した事により58MC時代の日産ディにおけるB−Uは合計24台と少なく全て標準尺の低床車となっています。
2000年5月撮影
岡山電気軌道 U−MP618K
西工ユーザでは岡電の様に途中からB−TからB−Uに変更するユーザも見られ基本的には標準尺ですが路線特性の関係で以前から短尺車も少数ですが併用し前扉から中扉の間の窓のサイズに特徴があります。
2006年5月撮影
阪急バス U−LV218K
阪急のいすゞ車は長らくの間高出力仕様の車両のみの導入となり、この車両は当時導入していた阪急の車両としては珍しい仕様で標準床・いすゞ独自の設定で西工では珍しかったショートフロントオーバーハング仕様にエアサスの組み合わせで室内も関東地区のワンロマ車の様な感じです。
1998年7月撮影
神戸電鉄 KC−LV280N
いすゞの車両は平成6年排ガス規制の時にエンジンを直6からV8に変更するのと同時にホイールベースも大幅に整理されラジエータグリル等にも若干の変更が見られたのが特徴で路線バスでは高出力仕様が基本であった神鉄の車両では珍しい標準出力車となっています。
1997年5月撮影
西日本鉄道U−HT2MMAA
西工の親会社である西鉄が保有する車両は殆ど西工の車両で占め当時では大型車については4メーカほぼ均等に導入し、前中四折・都市低床仕様を基本としてラジエータグリルと社番でメーカの区別が出来ます。
2002年8月撮影
大分交通 U−HT2MLAA
大型路線バスの保有台数が少ない大交が保有するB−Uで日野とふそうのシャシーに架装し、低床の前中四折ですが側面の窓は路線バスの車両では現在も珍しいT字窓を採用しています。
2008年7月撮影
伊丹市交通局 KC−LV380N
運賃は均一の短区間運賃を採用しているものの関西地区の事業者としては珍しい前払方式を採用している伊丹市営バスの車両でこの時の車両については運賃支払方法が変更した時に側面の方向幕の移設が簡単に行える様にと側面の窓の前扉後と後扉前の窓のサイズが同じサイズになっています。
2003年1月撮影
広島交通 U−UA440NAN
日産ディの長尺車シャシーに架装したB−Uで長らくの間路線バスの車両としては珍しいサブエンジン冷房を採用していた広交の車両で、メトロ窓の側面窓と標準床、2人掛座席中心の座席配列を採用しサブエンジン冷房以外はこの地区における事業者に多く見られる仕様です。
2002年8月撮影
京都市交通局 U−LV280L改
京都市営バスの保有車両の過半数は西工車で占めているがフルサイズ大型車についてはB−Tの採用ですが1990年代に導入したリフト付バスは関西地区の事業者に多く見られた前扉内臓のリフトを搭載し京都市営バス独自の安全窓が構造上装備する事ができない関係でB−Uとなっています。
1997年5月撮影 
熊本バス U−LV324L
全国的に見ても珍しい既存車両の改造によって登場したリフト付バスで中扉を四枚折戸から初期のノンステップ車や都バスの都市新バス専用車両の前扉と同じグライド折戸とステップ内臓リフトを装備した以外は座席の一部を折りたたみ構造に変更した項目の改造となっていました。
2008年7月撮影
神戸市交通局 U−HU3KLAA
神戸市営バスでは1994年ごろに乗降性を改善する目的で前扉のみ補助ステップを装備した「新ステップバス」が試験導入され、西工の車両についても導入され、正面に社名表示灯が装備しているのが特徴でした。
2000年5月撮影
西日本鉄道 U−UA440LSN改
日産ディがCNG車を試験納入した車両の一台で唯一の民間事業者へ納入したのがこの西鉄の車両で燃料タンクについては床下に搭載する仕様で運行も福岡市内と限られています。
2007年8月撮影