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バリエーションファイル S 後期型(1)
西日本鉄道 U−MS826P
西鉄の高速バスで福岡−小倉間の車両にS型が採用していた時の車両で、ふそうのU−MS8シャシーに対して架装した車両で生産時期も短く、西鉄においても導入した台数は少なく全ての車両が4列シート・トイレなしの質素な仕様の車両です。
2002年8月撮影
西日本鉄道 U−MS826P
西鉄も福岡空港へのリムジンバスを運行しており、基本仕様については近距離用の高速バスとほぼ同じ仕様の車両ですが運転席後部に荷物置場が設置しているのと塗装を整理するまでは専用の塗装を採用していたのが特徴です。
2002年8月撮影
九州産業交通 U−MS726S
福岡−熊本間の高速バス「ひのくに」の車両で専用塗装を採用していた時代の車両で、この時から九州産交では「ひのくに」の車両に長尺車を導入すると同時に西工のS型を架装したふそうシャシーの車両についてはこの時のみに留まり現在は熊本空港への空港リムジンバスに使用しています。
2002年8月撮影
日田バス U−MS726S
福岡−日田間の高速バスに導入した車両で、日田バスではこの時からS型を採用し、側面窓の拡大窓仕様と前面の方向幕をフロントパネルに大型の方向幕を搭載し、社名表示灯については観光バスで多く見られる固定式となり当時の九州急行の車両と同等の方向幕位置が特徴です。
2002年8月撮影
西鉄高速バス U−RU2FTAB
西鉄が高速バスの一部を分社化して発足した西鉄高速の車両で、塗装については西鉄の車両と同じ塗装で西鉄のタイトルの下にグループの文字が追加した以外は西鉄の車両と同じ仕様となり、この当時のS型で
大分バス U−RU2FRAB
高速バスや観光バスから転用した車両も多く占めている大分バスが運行する大分−佐伯間の急行便「さざんか」の専用車両として導入した車両で仕様としても乗車時間が長いことからトイレを装備するなど高速バスに近い仕様を採用しているのが特徴です。
2010年7月撮影
九州産業交通 U−LV771N
この時のS型で架装実績が少なかったいすゞのU−LV7シャシーの短尺車に架装した車両で、九州産交では熊本−大分間の高速バス「やまびこ」の専用車として導入し、専用塗装の他、当時の九州産交の高速車両としては珍しく方向幕は前面の社名表示灯の部分だけで側面についてはサボによる表示としています。
2005年9月撮影
九州急行バス U−MS826P
福岡−長崎間の高速バス「九州号」を運行している九州急行バスが最初に導入したMS8はMS7の時と同じS型の導入となり、シャシーの変更以外でも前面の方向幕を社名表示灯の部分に変更し、従来方向幕を装備していた所に行灯を付けています。
2002年8月撮影  
亀の井バス U−MS726S
九州急行の車両の多数は廃車後に西鉄グループ各社へ譲渡される車両が多く見られ、殆どの車両が譲渡後も塗装変更のみに留まり3列シート・左側中央トイレやS型では珍しかった前面一枚窓など特徴の多い車両で、亀の井の場合は殆どの車両が前面の大型方向幕を撤去した中でそのまま残った車両も見られました。
2004年9月撮影
大阪空港交通 U−MS729S
OKKではC−Tを導入するまで空港リムジンバスに使用する車両は九州地区以外では珍しく多数のS型を導入し、U−規制にはいるとS型では珍しかったふそうの高出力車を採用し、側面窓のサンダーカット仕様やスライド式トランクルーム等九州の事業者では見られなかった外観となっています。
1997年8月撮影