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バリエーションファイル エアロクイーンT 初期型
日産観光 U−MS821P
平成元年排ガス規制の時に生産したクイーンTを含めたニューエアロバスシリーズは正面の社名表示灯が夜行都市間高速仕様の「ハイウェイライナー」を除いてメーカオプションとなっていたのでこの様に社名表示灯を装着しないのがこの時の標準的な仕様です。
1996年1月撮影
北陸交通 U−MS821P
初期のクイーンTは正面の社名表示灯がオプションで殆どの車両はこの様に社名表示灯を装着しており、標準的な仕様に対して外観が大きく変化しバンパーの一部の部品も異なる仕様になっています。
1999年3月撮影
東急鯱バス U−MS821P
MS8シリーズになってから普及したオプション設定で用意しているIS0規格の10穴ホイールを装着した車両で事業者によってはこの時期に製造した他のメーカの車両と予備部品の共通化等できる事もあり年々増加傾向であるが鯱バスの場合1995年以降は標準仕様のJIS規格8穴ホイールに変更となったのも珍しいといえます。
1994年8月撮影
神姫バス U−MS821PA
この車両は現在生産しているこのクラスの車両では標準的だが当時では他のメーカに比べて比率が高かったフルエアブレーキ車で関東地区でしリムジン・JR関東、関西では神姫や日交(大阪)等限られた事業者に集中しています。
1998年7月撮影
名古屋観光自動車 U−MS821P
当時の名古屋観光では特別車両が主体で標準的な車両でも補助席なしの車両ばかりを導入していた時代の登場した特別車両「YouYou」で外観では後部の窓が無いのが特徴で室内では中央部に仕切りを持ち車両前方と後方では全く異なる趣旨の仕様になっています。
1996年2月撮影
ジェイ・アール北海道バス U−MS821P
保安基準変更後に登場したMS8シリーズでは珍しい逆T字窓を側面窓に採用した車両で更にメーカオプションとして設定していたディスタンスウォーニング(追突警報装置)を装備し社名表示灯の下部にユニットが装着しているのが特徴です。
2000年10月撮影
西肥自動車 U−MS821P
エアロクイーンMのパッケージオプションを更に進化させて登場した夜行高速類別である「ハイウェイライナー」です。
この仕様では、基本乗車定員31名の3列シートを始め床下中央トイレ+仮眠室といった基本仕様の他にこの初期型ニューエアロシリーズとしては唯一の正面の社名表示灯が標準装備となっています。
1994年12月撮影   
京王帝都電鉄 U−MS821PA
日本最長距離の高速バス「はかた号」が京王と西鉄の共同輸送だった時代に京王が導入した二代目車両で後方に設置していたミニサロンが廃止になり、運行撤退後は室内を4列シートに改装し中央道特急バスとして使用していました。
1995年11月撮影
ジェイアールバス関東 U−MS821PA
JR関東では車両の側面に視認性向上の為に反射テープを装着している事で有名ですが、その反射テープの貼り付け試験車であるこの車両には正式採用に至らなかった白+青のチェッカータイプの反射テープを装備しています。
1998年5月撮影  
阪神電気鉄道 U−MS821P
1994年に開港した関西空港へのリムジンバスに阪神が導入したクイーンTで室内もトイレなし11列と一般的な仕様でこの後も継続して同型車を導入したが現在ではハイデッカに更新し廃車が進んでいます。
1995年12月撮影
松本電気鉄道 U−MS821P
松電が中央道特急に導入したクイーンTで室内後方にトイレやサービススペースを集中装備した車両のため側面の非常口が初代エアロバスの前期型と同じ位置に移設した車両で中央道を走るふそうの高速バスに多く見られた仕様でエアコンについてもメーカオプションで設定しているデンソー製を搭載しています。
1995年3月撮影
西日本ジェイアールバス U−MS821PA
西日本JRが2001年からまとまった台数の観光バスを高速バスに転用した車両で年式的にも広範囲に及び転用時期により改造項目が異なりこの様に末期に転用改造をした車両は観光バスの標準塗装のまま活躍し元々社名表示灯が装備していなかった車両は部品の関係で1995年のマイナーチェンジ以降のユニットを装備しています。
2003年9月撮影