クイーンⅢにおける標準的な仕様の車両で大半の車両はこの様に固定窓を装備し補助席が無い仕様になっています。そして１９９９年に合併して消滅した岐阜観光がＭＳ８になってから初めて導入したスーパーハイデッカがこの「ＱＵＥＥＮ ＥＸ４０」です。
1994年10月撮影
クイーンⅢのデモカー（撮影用特別仕様車）の塗装をし現在は廃業して過去の事業者となっている山梨の朝日観光が保有していたクイーンⅢでこの事業者でも特別な存在をした車両です。
1994年7月撮影
スーパークルーザーＨ６０１のＵＦＣを纏った台数を導入した西日本ＪＲが富士７ＳのＵＦＣと同時に導入したクイーンⅢで冷房装置にメーカオプションで設定しているデンソー製の冷房装置を搭載した車両で外観でも若干の差異が見られます。
1994年8月撮影
国内の事業者で初めてＭＳ８シリーズのスーパーハイデッカであるクイーンⅠ・Ⅱ・Ⅲ全てを導入した両備バス（現・両備ホールディングス）のクイーンⅢで床下運転席仕様のスーパーハイデッカはダブルデッカ扱いにならないので補助席を設置したり側面の窓を開閉式にした車両も多数生産しました。
1995年8月撮影
クイーンⅢは他のＭＳ８シリーズの車両と同様に正面の社名表示灯はメーカオプションとしての設定となり大半の車両はこの様に装備していますが追突警報装置（ディスタンスウォーニング）との同時装着は構造上からこの当時では不可能となっていました。
1996年9月撮影
三交グループ全体で唯一のクイーンⅢを保有する三重急行の車両でこの当時では八風バス以外は全てメーカオプションでＩＳＯ規格の１０穴ホイールを装備した車両でクイーンⅢの場合他のＭＳ８シリーズに比べて装着率は少ないです。
2000年2月撮影
クイーンⅢは生産統合前のＭＳ８シリーズで唯一ＭＢＭのみで生産していた車両で呉羽時代のクイーンＫユーザによる特別車両も多数生産されこの日交の「パラディ」も床下非常口を備えた仕様で室内空間の設定がある程度自由に出来た事によるものです。
1995年7月撮影
撮影当時は小田急も小規模であるが直営でバス事業を行っていて観光バスにクイーンⅢを導入しグループ統一塗装が制定してもこの車両に限って専用塗装のまま活躍し一部の車両には自動放送装置等の高速バスに必要な装備をしています。
1995年3月撮影
滋賀交通グループの観光バスは殆どの車両がグループ共通の仕様で導入しているがこのクイーンⅢについては大阪滋賀と名古屋滋賀が導入し室内はほぼ共通の仕様になっていますが窓の色が事業者によって異なっているのが特徴です。
2001年10月撮影