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バリエーションファイル エアロスターM 後期型 MBM製
東京都交通局 U−MP218K
エアロスターMで唯一、同一仕様で本家の三菱名自製と併用して導入した都バスの車両で新製当初は山手線沿線の営業所に集中配属し後に多数の全面広告車両が登場したMBM製のエアロスターMで通常の車両は全て平成元年排ガス規制の時に導入しています。
1996年9月撮影
京阪バス KC−MP217M
京都を中心にして京阪沿線で見られる京阪バスのMBM製エアロスターMで昔から伝統のある塗装で仕様については標準仕様の他にワンロマ車に該当する社番がB代となる横2+2座席配置車両も少しだけ併用して導入された車両です。
1996年11月撮影
北陸鉄道 KC−MP217M
北鉄が最後に導入したエアロスターMは生産地がMBMに変更となり、殆どが三菱名自製で占めていた中、平成元年排ガス規制の最終期に導入した車両との変更点を見ても窓の色が茶色から緑色変更したのが最大の特徴です。
2003年4月撮影
宮城交通 U−MP618M
仙台市営バスからの路線事業移管によって引き継いだ車両で、外観にも多数のオプションを採用する等独特な仕様で、一時は名鉄グループから離脱していたが元々名鉄グループだった当時の旧・名古屋ふそうからの車両購入はなく、エアロスターMについては全て仙台市営バスからの引継車と本家である三菱名自製の譲渡車両のみとなっています。
2004年7月撮影
京浜急行電鉄 U−MP218N
京急が都内に配属していた一部の車両についてはスーパーワイドドアと呼ばれる鉄道車両の様な両引戸の中扉を採用し、最終導入車以外は都内では珍しい長尺となり定員重視の車両でした。
そして方向幕についても右側にオフセット装着し、左側に運賃支払表示幕を装備する仕様です。
1997年4月撮影
江ノ島電鉄 KC−MP217N
ふそう路線車の殆どが富士重工ボディだった江ノ電についても1995年頃からMBM製のエアロスターMの導入を開始し、一般路線用車両については全ての車両が神奈中の車両のように左側セーフティウインドを廃止し運賃支払表示幕を装備していますが、神奈中の車両と異なり前のバンパーは標準仕様になっています。
2002年11月撮影
大阪市交通局 U−MP618K改
国内で初めてリフト付路線バスを運行した大阪市営バスのリフト付車両も途中からホイールベースが短尺に変更し、更にふそうについてはエアロスターKからMBM製のエアロスターMとなり、前のナンバープレートを車体に直付する等独特な仕様の外観でこの構造をしたリフト付バスについては本家の三菱名自のバス工場では生産実績がない仕様です。
1996年4月撮影
琉球バス交通 U−MP618N
1990年代半ばに京急が空港リムジンバスと兼用したワンロマ車として導入したMBM製エアロスターMを譲渡した車両で、運賃支払表示幕を撤去し標準位置にLED方向幕を搭載したほか、中扉を溶接固定して1扉に改造して沖縄本島における郊外線の標準的な仕様となっています。
2009年2月撮影
京都市交通局 U−MP618K改
1994年に当時のMMCが開発した回生ブレーキの技術を活かして黒煙を大幅に減少させた畜圧式ハイブリッドシステム「MBECS」を開発し、大半の車両は三菱名自のバス工場で生産したが一部ではMBMによって生産した車両もありました。
1997年5月撮影
川崎市交通局 KC−MP237K
1995年の年末にはMBECSのシステムを改良し、アイドリングストップ装置や当時の排ガス規制で義務のなかった触媒を装備する等として更に低公害化を進めた車両でこちらの方は大半がMBMによる製造となりました。
1997年7月撮影