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バリエーションファイル ネオロイヤルC−T 前期型
船木鉄道 U−UA520RBL
日産ディRAの6.2m級ホイールベースのR尺に架装したC−Tにおける標準的な仕様の車両で、排ガス規制が平成元年規制の時はT尺と並行、平成6年排ガス規制以降の長尺車ははこのホイールベースに統一され、船鉄における日産ディ車は珍しいです。
2001年1月撮影 
サンデン交通 U−RA520TBN
日産ディのシャシーに架装した車両の長尺車で排ガス規制が平成元年規制の時には標準出力車に限りホイールベース6.5m級のT尺が設定され、西鉄でも1994年にR尺に移行している関係で納入した事業者は少なく、サンデンの様に平成6年排ガス規制に適合した車両からR尺の車両に移行した事業者も見られました。
2001年12月撮影
阪急バス KC−RA531RBN
1997年に一回だけ阪急バスが近距離高速バスの有馬急行線に日産ディの車両が導入され、ふそう以外のメーカの車両としては珍しく西工のC−Tを架装して導入となった事が仕様面については阪急バスの基本仕様に基づいており側面窓は標準サイズとしています。
1997年5月撮影
和歌山バス U−RA520RBL
1994年に関西空港が開港したのと同時に運行開始した空港リムジンバスで和歌山バスが関空の開港当初に導入した車両は近鉄と同様に日産ディが提案したKATEと同じ塗装を採用し、KATEの車両と同じ日産ディのシャシーに架装したC−Tですが冷房についてはサブエンジン式を採用しています。
1995年12月撮影
南海電気鉄道 U−RA520RBL
1994年に関西空港が開港したとき、南海も列車では乗り換えが必要な泉北地区から空港リムジンバスを運行し最初の専用車両として導入したのが日産ディのシャシーに架装したC−Tで、ホイールにはオプションでISO規格の10穴を採用しているのと南海が空港リムジンバスとして新製した車両では珍しくサブエンジン冷房を搭載しています。
1995年12月撮影
阪神電気鉄道 KC−MS829P
ふそうのMS8シャシーに架装したC−Tで、シャシーの供給契約の関係で1994年から架装が始まり大半の車両については平成6年規制に適合した車両で阪神でも空港リムジンバスの車両に西工の車体を架装した車両は58MCのE型以来で冷房についてもオプションで西工としては珍しい菱重製のサブエンジン冷房を搭載しています。
1997年12月撮影
ジェイアール九州バス U−MS726S
シャシーの供給契約の関係でふそうのシャシーに架装したC−Tは1994年の半ば頃までMS7シャシーで架装され、MS8とホイールベースが異なるため識別は容易に出来、JR九州では西鉄系事業者以外では珍しくネオロイヤルのC−Tについては4メーカ全てのシャシーに架装実績を持っています。
2010年7月撮影
九州急行バス U−MS826P
九州号の車両は1995年に運行開始から30年を迎えたことにより、S型からC−Tに変更となったが基本仕様についてはS型と同じですが乗降扉を折戸からスイング扉する等の変化が見られ、最初に導入したC−Tの中で2台については九州号の運行30年を記念した「サンクスバス30」の特別塗装車両となっていました。
2002年8月撮影
広島電鉄 U−MS726S
1993年に広島空港が現在地に移転したのと同時に広島市内から広島空港への空港リムジンバスが新たに運行開始となり、車両についても広電では初代セレガの専用車両の他に運行事業者各社共通予備車両としてふそうのMS7シャシーに架装したC−Tも導入しました。
2000年5月撮影
西鉄観光バス KC−LV781R
いすゞのシャシーに架装したC−Tは4メーカの中で最も架装実績が少ない車両で殆どの車両が西鉄系事業者か九州の事業者に納入し、西鉄では全ての車両が観光バスとして導入し、西鉄観光へ事業移管によって現在の塗装になり、側面窓によって乗車定員が異なっています。
2004年10月撮影
九州産業交通 U−LV771R
九州産交が1台だけ導入したいすゞのシャシーに架装したC−Tで、元々は観光バスに使用していた車両を空港リムジンバスに転用した車両となり、転用時には塗装変更・ワンマン改造の他の転用内容で外観については側面に方向幕を新設した程度です。
2008年7月撮影
西日本鉄道 U−RU2FTAB
日野のシャシーに架装したC−Tで、シャシーについては初代セレガではスーパーミドルデッカのシャシーに該当しているので排ガス規制が平成元年規制に適合した車両については長尺車の場合は全てがT尺となり、西鉄では座席配列が縦11列仕様の車両は高速バスの続行便に入ることもありました。
1998年8月撮影
大分バス KC−RU3FSCB
日野のシャシーで排ガス規制が平成6年規制になると初代セレガのスーパーミドルデッカのホイールベースがフルデッカと同じサイズに変更となり、西工でC−Tを架装した車両についてもホイールベースが変更され、殆どの車両が九州島内の事業者に納入されました。
2001年12月撮影
関西空港交通 KC−MS829P
KATEでは事業開始当初に保有していた車両は日野と日産ディのみでしたが1996年からふそうの車両も導入する事となり、ニューエアロバスと併用してMS8シャシーに架装したC−Tも導入され基本仕様についても日産ディのシャシーに架装した車両と同一の仕様で冷房についてもデンソー製の直結冷房を搭載しています。
1996年4月撮影
大阪西鉄観光バス U−MS726N
現在の大阪バスが旧社名時代に保有していた車両で、自社発注した車両については自社塗装の採用しているのが特徴であり、ふそうMS7シャシーの短尺車に架装した車両についてはバス事業者による保有は珍しく、当時の西鉄グループの事業者でも九州島内では見られなかった仕様の車両です。
1996年3月撮影
大分交通 U−RU2FRAB
日野の短尺シャシーに架装したC−Tも珍しく、九州では道路事情の関係で1990年代前半までフルサイズの大型観光バスでは短尺車を保有する事業者も多く見られたのと大交の車両ではホイールを特注でISO規格の10穴からJIS規格の8穴に変更するのも珍しいです。
2004年9月撮影