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バリエーションファイル スペースランナーJP(1)
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北九州市交通局 U−JP211NTN
当時はふそうと日産ディの車両を交互に導入していた北九州市営バスが最初に導入した超低床車が新型自動車として型式取得直後に生産したスペースランナーのJPで、西鉄が改造扱いで導入した車両と同様に乗降扉は過半数を占めていた前中四枚折戸で最初は特別塗装で導入し、後に黄緑色ベースの塗装に変更するまではこの様にフルラッピングの広告車が多く見られました。
2007年8月撮影
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熊本電気鉄道 U−JP211NTN
1994年に熊本市内の路線バスで各社がリフト付き車両を導入した時に熊電が導入したのがスペースランナーJPのリフト付きバスで、JP自体のリフト付きバスは特別支援学校のスクールバスを除けば珍しい事例で、この車両を導入してから熊電では超低床車の導入を本格的に進め、熊電におけるリフト付きバスはこの車両のみに留まりその後の日産ディ車はJPを中心とした導入となりました。
2013年7月撮影
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九州産交バス KC−JP250NTN
熊本県内の事業者で纏った台数のJPを譲渡した事例があり、様々な仕様の車両が見られる中、九州産交が水間で特定輸送に使用していたスペースランナーJPで、譲渡後に新設した方向幕で画像ではわかりにくいが前面の方向幕についてはスペースランナーの前面方向幕は前面窓の内側に方向幕を搭載しており、通常の路線用車両の様に前面窓を方向幕の部分だけ分割した窓に改造しているのが特徴です。
2018年6月撮影