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バリエーションファイル 8M
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ビーエムバス KC−EN250DAN
富士重工が1994年から2002年の間に生産していた唯一の小型ハイデッカとなる8Mにおける標準的な仕様の車両で、全体的から見るとR17シリーズの7HDを小型化したデザインで全ての車両が日産ディのシャシーに架装され、生産台数は少ないもののバリエーションは豊富で観光仕様と自家用仕様が設定され、この車両は観光仕様の車両です。
2009年8月撮影
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尾高 U−EN210DAN
三重県のタクシー会社の尾高が小型限定でバス事業を開始した時に導入した唯一のマイクロバス以外の車両で日産ディのシャシーに架装した8Mで観光仕様にオプションとして設定していたリアスポイラーを装着した車両でレインボー7Mと同様に冷房装置の後部にほぼ一体化した状態で搭載しています。
1998年1月撮影
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杉山バス KC−RN250DAN
富士重工が唯一製造した小型ハイデッカバスの8MにおいてもR17シリーズと同様に側面窓で固定窓およびT字窓においては独特なカーブガラスは観光仕様に限りオプションとして設定があり、R17シリーズのハイデッカにおける7HDより装着した事例が多く、大半の車両は側面固定窓仕様となっていました。
2000年9月撮影
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スター交通 KC−EN250DAN
群馬県でバス以外にも民間救急事業等を行っているスター交通が保有する日産ディのシャシーに架装した8Mで富士重工(現・SUBARU)の工場が多い群馬でもこの車両の保有事例は珍しく、この事業者では過去に富士重工の車両をメーカ問わずに在籍していた事例があります。
2017年5月撮影
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西武バス KC−EN250DAN
一時は保有する車両の殆どが日産ディ車で占めていた西武の小型貸切車は他の西武グループの事業者では日野やふそうの車両が基本としていたが西武バスで分離子会社の西武観光とあわせてこのサイズの車両でも日産ディのシャシーに架装した8Mを導入し、大型車と異なり側面窓にカーブガラスを採用したのか特長でした。
2003年11月撮影
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五條二見交通 KC−EN250DAN
小型車でも側面窓にカーブガラスを接いしていた富士重工の8M、実際に生産した観光仕様の車両については殆どの車両が平面窓の側面窓と同様にメーカ標準設定の固定窓仕様で占めていたがT字窓の側面窓を採用した車両についてもカーブガラスの側面窓の設定していたが固定窓の車両と異なり実際に採用した事例が少ない仕様の車両です。
1999年8月撮影
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県北自動車バス KC−EN250DAN
現在の路線バスで標準的な側面窓となっている逆T字窓の側面窓も補助席は保安基準の関係で装着は出来ないが8Mにおいてもオプションとして設定があり、実際に採用した事業者は他の小型ハイデッカと比べて事例が少なく、換気目的での対策にもなります。
2000年7月撮影
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カミコウバス KK−EN252DAN
生産台数が少なかった日産ディの長期排出ガス規制に適合したシャシーに架装した8Mで、現在は日野といすゞの車両で占めているカミコウバスが以前に保有していた車両で、8M自体は生産途上でのマイナーチェンジは実施する事が無かったので生産時期問わず基本的な仕様は同一仕様となっていました。
2003年9月撮影
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新潟第一観光バス KK−EN252DAN
富士重工がGMの傘下入りしてから生産した長期排ガス規制に適合した日産ディのシャシーに架装した8Mで、この時になると小型ハイデッカは日野かふそうの2社で殆どを占める様になり納入事例は少なく、この車両については新潟第一観光が過去に保有していた車両で観光仕様でオプションでT字窓の側面窓やリアスポイラー等を装着した外観が特徴となっています。
2013年9月撮影
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有田交通 KC−EN250DAN
以前は珍しい車両を多数導入したいた和歌山の有田交通、小型観光バスについても独自性の強い車両で、8Mでは汎用架装用のバス車体として開発し日産ディのENシャシーのみに架装され、この車両ではアンダーフロアシャシーを活かして小型バスでは珍しく右側後部にトイレを設置する等小型ハイデッカでは見られない独特な仕様の車両です。
2001年6月撮影