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バリエーションファイル セレガFD 中期型
アンビ・ア U−RU2FSAB
1994年にマイナーチェンジを実施した初代セレガFDにおける標準的な仕様で、ホイールベースを短縮し燃料タンクの個数や容積・重量配分が見直され外観にも大きな変化があり、アンビ・アでは社名変更後に導入した車両のみがこの塗装を採用しており、該当型式におけるこの塗装は1回のみの導入となりました。
2000年1月撮影
林田バス U−RU2FSAB
以前、鹿児島空港リムジンでは保有車両の中で一部の車両は一定年数するといわさきグループの事業者へ車両を転籍するのが恒例であり、転籍後は殆どの車両がこの様に観光バスとして使用され、車両の基本仕様についても転籍後に観光バス等の他用途に転用できる仕様としていました。
1999年10月撮影
神戸航空交通ターミナル U−RU2FSAB
1994年に関空が開港したのとほぼ同時に開設した神戸シティエアターミナルへのアクセス交通機関として三宮駅からの直通バスに使用していた車両で、距離は短いが大型ハイデッカ車両が使用され、一部の車両については路線廃止まで使用していました。
1997年5月撮影
北海道中央バス U−RU2FSAB
1995年に中央バスが定期観光用の路線車両に専用車両を導入し、1台づつ異なった花のイラストが書かれたハイデッカを採用し、車両としてはセレガとニューエアロバスで前面の他に側面にも方向幕を備えた外観であり、他に他用途からの転用車も在籍していました。
2000年10月撮影
ジェイ・アール北海道バス U−RU2FSAB
JHBでは自社発注がなかったU−規制・S尺のセレガによるフルデッカで、2006年前後に譲渡した車両で、関鉄と同様JHBでも社番についても自社発注車両と譲渡車両と社番の枠が異なっているのとJHBが自社発注した貸切車および高速車には追突警報装置を採用しているが譲渡車では搭載していないのも特徴です。
2009年9月撮影
茨城交通 U−RU2FSAB
茨交による初代セレガの高速用車両はKC−規制までフルデッカを採用しており、KL−規制に導入したスーパーミドルデッカに比べて前面一枚窓やスイング扉など豪華な感じがする仕様で、方向幕についても前面の社名表示灯のみで側面についてはサボにて対応し、この当時の高速車は三面方向幕を備えていない車両が多く見られました。
1996年5月撮影
富士急行 U−RU2FSAB 
富士急が1996年から5年程度リゾート塗装の車両と並行して導入したハイランドドリーム塗装については新製車の他に若干ですが既存車両からの塗装変更も見られ、中には現在の富士急グループにおける観光バスや高速バスの標準塗装であるリゾート塗装から塗装変更した車両も見られました。
1998年11月撮影
伊那バス U−RU2FSAB
中央道特急バスの車両で伊那バスは日野車に統一され、初代セレガではT尺の時は高速バスでは珍しかった低運上下二分割窓のグランジェットを導入していたがこのマイナーチェンジモデルからフルデッカに変更しましたが座席配列についてはグランジェットの時と同じ配列で側面窓については逆T字窓を採用しています。
1995年3月撮影
中鉄バス U−RU3FSAB
中鉄における初代セレガのフルデッカは珍しく、自社発注で高速用に導入したのもこの車両のみであり、エンジンについても高出力仕様のエンジンを採用し当初は岡山−神戸間の高速バス「ハーバープリンセス」の専用車でしたが現在は岡山空港への空港リムジンバスに転用して活躍しています。
1997年5月撮影
近畿日本鉄道 U−RU2FSAB
近鉄の観光バスの車両は繁忙期になるとトイレ付車両を中心に高速バスの続行便として運行する機会が多く、初代セレガでも観光バスとして導入した車両は1998年に導入した車両まで側面窓にメトロ窓を採用していました。
1997年5月撮影
ジェイアールバス関東 U−RU3FSBB
1994年のマイナーチェンジモデルからJR関東も本格的に高速車両にセレガを採用する様になり、仕様についても導入した支店や営業所により若干仕様が異なり、エンジンについては全ての車両が高出力仕様のエンジンを搭載しており東京支店の車両に限ってフルエアブレーキ仕様を採用していました。
1996年9月撮影
関西空港交通 U−RU2FSAB
1994年に関西空港の開港と同時に各地からのリムジンバスを運行開始したKATEが最初の頃に導入した車両で、座席配置が通路幅を確保するため3列シートに側面逆T字窓を採用したのが特徴で、座席については後に4列シートに改装したが保安基準の関係で補助席を装備していないなど後に導入する車両と若干異なった仕様の車両でした。
1995年12月撮影
南海バス U−RU2FSAB
過去に南海では他社から譲渡車両した車両を在籍していた時代があり、高速バスの車両としてKATEから初代セレガのフルデッカを譲渡したのが現状として最後であり、譲渡後は方向幕のLED化など若干の改造を加えて大阪から四国方面の高速バスに運用していました。
2002年8月撮影  
奈良交通 U−RU3FSAB
関西空港への空港リムジンバスで奈交も奈良市内等から運行し、初代セレガの12m車はグランデッカだけ導入していた奈交だが、空港リムジンバスの専用車両でセレガとしては初めてとなるフルデッカを採用し、高出力エンジンや側面メトロ窓など他の事業者とことなった仕様の車両です。
1995年12月撮影
箱根登山観光バス(旧) U−RU3FSBB
当時の箱根登山観光による初代セレガは珍しかったフルエアブレーキと直結冷房を同時に採用した仕様の車両で、ホイールベースがS尺では1台のみの導入に留まり、KC−規制以降は高出力エンジンやフルエアブレーキ仕様は継続するが直結冷房についてはこの時が最後となりました。
1997年4月撮影
南海電気鉄道 U−RU2FSAB
関空の開港と同時にりんくうタウン内の駐車場と関西空港の間を結ぶ「りんくうシャトル」の専用車で1台だけ導入したセレガFDで、短期間でMJに代替した車両と異なり天窓を装備する等独特な車両で、冷房の風道が屋根中央に設置している関係で出っ張りがあります。
1997年12月撮影