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バリエーションファイル ニューエアロバス スタンダードデッカ 前期型
京浜急行電鉄 KC−MS829P
1995年に平成6年排ガス規制への対応と同時にマイナーチェンジを実施したニューエアロバスのスタンダードデッカで、仕様としては普及仕様のSX仕様で、前面の社名表示灯は装着率が高かったので標準装備となったハイデッカと異なりスタンダードデッカについては引き続きオプションとして設定していました。
1997年4月撮影 
道南バス KC−MS829S
道南では札幌−苫小牧など距離の短い区間の高速バスの車両はトイレを装備しない定員重視の車両を導入し、仕様についても前面の社名表示灯や側面のメトロ窓など様々なオプションとして設定している装備品を採用しているのが特徴です。
1997年10月撮影
ジェイアールバス関東 KC−MS829SA
1997年に3台だけ生産され、フルエアブレーキ仕様となるこの型式の車両は全ての車両がJR関東へ納入され、導入当初は東名ハイウェイバスで運行していたが暫くしてからは常磐道の高速バスとして活躍し、後に一般路線用車両に転用されました。
1997年7月撮影
石見交通 KC−MS829N
旧トンネル時代の上高地地区走行車両以外では珍しかったニューエアロバスのスタンダードデッカにおける短尺仕様の車両を多数導入していた石見では伝統のある陰陽連絡高速バスに採用し、仕様としては普及仕様のSA仕様を採用し、定員重視の座席配列となっています。
2000年5月撮影
呉市交通局 KC−MS829N
広島呉道路を走行し、広島から呉の間を結ぶ特急バス「クラアライン」の専用車で呉市営バスでは一時ですが呉市の市制100周年記念の特別塗装の車両が見られ、仕様では普及仕様のSX仕様ですが側面の窓はオプションでメトロ窓を採用しています。
2002年8月撮影
ちばフラワーバス KC−MS815S
京成から成東地区のバス事業を分社したちばフラワーバスが運行する成東・東金−千葉駅間の近距離高速バス「フラワーライナー」の車両で最近では路線・自家用系車両のツーステップ低床車による導入ですが以前はこの様に観光・高速型車両が採用され、ニューエアロバスのスタンダードデッカにおける廉価仕様であるSD仕様を採用し、前照灯についてもこの様に輸出仕様と同じ規格型の角型前照灯となっています。
1999年8月撮影