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バリエーションファイル エアロクイーンT 前期型
ニュー東京バス KC−MS822P
以前は名鉄グループだったニュー東京のクイーンTで初めてのマイナーチェンジを行った時に従来はオプションだった正面の社名表示灯が標準化されこの月撮影年当時に生産していたクイーンTの標準的な仕様の車両です。
1998年4月撮影
三八五バス KC−MS822P
この車両は冷房装置にオプションで設定しているデンソー製冷房装置を搭載した車両で左側の外気導入ルーバと右側のサブエンジン用ラジエータグリルの形状が異なっているのが特徴で装着率もこの時から増えています。
1998年5月撮影
徳島バス KC−MS822P
MS8シリーズになってから装着率が増えたオプション設定しているISO10穴ホイールを装着した車両でこの時期になると日野やいすゞの車両は全てこのISO10穴ホイールが標準装備となっているので予備部品の共通化が可能な事からコストダウンにも貢献しました。
2001年6月撮影
日本急行バス KC−MS822P
現在は親会社である名古屋観光と合併した日急バスが自社発注で導入したクイーンTで平成6年規制車は全てメーターピッチでスリーパーシートを採用する「メルヘン」が当時で6年ぶりに追加導入され車両がスーパーハイデッカになったので「ニューメルヘン」として導入しました。
1997年7月撮影
大川自動車 KC−MS822P
香川県三大バス事業者のひとつで大阪でも事業を行っている大川バスが導入したクイーンTの一部はこの様に保安基準の関係で補助席が装備できない逆T字窓の車両も在籍し塗装も当時の塗装と若干異なる配色になっています。
2001年4月撮影
京成バス KC−MS822PA
京成が観光バスで導入したクイーンTの中に一部は4列シートで右側中央にトイレを装備する車両を保有し夜行高速バスの続行対応にも使用できる様に床下仮眠室を備えた車両です。
2006年11月撮影
第一観光バス(山梨) KC−MS822P
この車両は従来生産していたクイーンTやニューエアロバスのハイデッカでは正面の社名表示灯を装備していないのが標準仕様であったがこの時から標準化され従来と同じ外観みたいに社名表示灯の無い仕様になり特に従来から社名表示灯を装備しなかった事業者に多く見られます。
1997年7月撮影
西日本ジェイアールバス KC−MS822PA
1997年に西日本JRが導入し観光バスとしては珍しくトイレを装備した車両を導入し1999年頃に塗装はそのままで高速バスに転用し他の転用高速車両より転用時期が早いのと元々トイレを装備していたので転用改造も最小限の改造となり現在はLED方向幕を装備しています。
1998年5月撮影
阪神電気鉄道 KC−MS822P
クイーンTでは夜行高速仕様として「ハイウェイライナー」を設定していますが仕様変更についても観光用と異なり前バンパー社名灯形状の変更のみでこの仕様については平成元年規制の時から正面の社名表示灯標準装備となっていました。
1999年5月撮影
小田急バス KC−MS822PA
現在は分離会社である小田急シティバスに移管した小田急バスが保有高速バス車両でラインカラーが色々とありこの車両にはオプションでISO10穴ホイールを装備しています。
1999年7月撮影
名古屋鉄道 KC−MS822P
名鉄が導入したクイーンTの高速バスで唯一4列シートで導入したこの車両は室内仕様が北陸道での運行が中心ですが当時の中央道高速バスの標準的室内レイアウトだった後部左側トイレに非常口位置の移設をした仕様で名鉄では最後の昼行便用スーパーハイデッカとなりました。
1996年2月撮影
ジェイアール九州バス KC−MS829P改
JR九州が導入したこのクイーンTは本来なら設定のない標準出力のエンジン(8DC11型)を特注で搭載した車両でJR九州の高速バス車両はスーパーハイデッカでも標準出力仕様が基本で室内は3列ですが夜行運行がないので床下仮眠室は装備していない他は「ハイウェイライナー」に準じた仕様となっています。
2004年9月撮影