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バリエーションファイル キュービックLV 後期型
三重交通 KC−LV380L
この時のマイナーチェンジでこのクラスの車両としては珍しいV型8気筒のエンジンを搭載したキュービックにおける標準的な仕様の車両で、同時にホイールベースについても大幅に整理され三交の様に従来は標準尺を導入していた事業者もこの時から短尺に切替をした事業者も見られました。
1998年10月撮影
川崎鶴見臨港バス KC−LV380L
昔からいすゞ車を多数保有する臨港バスではいすゞ独自のショートフロントオーバーハング仕様でキュービックを導入していましたがこの時のマイナーチェンジによって廃止になった関係で通常の短尺車を導入する事例も見られました。
1997年7月撮影 
山陽電気鉄道 KC−LV280L
神戸200ナンバー登録1号車である山陽電鉄のキュービック、基本的には高出力仕様・前後扉ですが垂水地区用の車両に限り標準出力仕様、そして交通バリアフリー法施行前の関西地区では珍しい前中扉の車両でこの時から完全にワンマン仕様にしています。
2007年5月撮影
西武バス KC−LV380N
1998年に入ると西武の車両に変革が起き、前年に日産ディがライオンズのスポンサーから徹底したのと同時にいすゞ車の導入を開始し最初に導入したのがキュービックでホイールベースは標準尺のN尺を選択し全て埼玉県内に配属しています。
2005年11月撮影
淡路交通 KC−LV280N
1994年に低床・前中扉仕様に車両の仕様を変更した淡路のキュービック、1998年になると明石海峡大橋が開通すると高速運行対応仕様でエアサスを採用し中には鳴門大橋を走行し徳島まで運行する系統にも入ることがあり色々な路線に対応したが現在は全て廃車となり譲渡先で第二の活躍をしています。
2000年1月撮影 
西日本ジェイアールバス KC−LV280N
この時になると西日本JRが保有するキュービックはホイールベースや扉配置、更にデモカーやサンプルカーの譲渡など様々なバリエーションが登場し、自社発注車両については前後扉・エアサスで一部の車両は画像の様にアイドリングストップ装置を搭載しています。
1999年5月撮影
神戸市交通局 KC−LV280N
神戸市営バスが2000年に64系統の専用車両として乗車定員拡大のために5台導入した標準尺車で塗装も通常の塗装と異なり快適をイメージした独自の塗装で64系統(三宮駅−箕谷駅前・神戸北町)の一部の便に限られます。
2000年8月撮影
新潟交通 KC−LV380Q
路線バスは前後扉を基本にして短尺と長尺を併用導入していた新交のキュービックで長尺に前後扉の組み合わせはこの時のマイナーチェンジでホイールベースの数を整理しても塗装とあいまって全長が長く感じる車両でバンパーに装備しているコーナリングランプはオプションとなっています。
2009年8月撮影
東京ベイシティ交通 KC−LV380Q
国内のバス事業者としては最後まで3扉の車両を導入したベイシティのキュービックで画像は右側だが全ての車両が3扉で7Eと異なり全て路線用車両のみの導入で台数も7Eと比べて少ないです。
1996年9月撮影 
東海旅客鉄道 KC−LV280Q
品川駅から新幹線の車庫まで職員通勤用に随時運行しているJR東海の自家用バスでJR東海としては珍しいいすゞ車です。
塗装は新幹線100系の様な塗装が品川ベースの車両の標準塗装ですがこのキュービックは下の帯がオレンジ色とちょっと変わった仕様になっています。
1997年3月撮影
岐阜市交通部 KC−LV280L
現在は事業撤退をしている岐阜市営バスが最後に導入した車両で大型車は全てリフト付で塗装についても専用の塗装で導入し1台を除いて撤退した時に岐阜バスにが引き継ぎ室内も1人掛中心の座席でこの車両以外のキュービックはショートフロントオーバーハング仕様になっていました。
1997年4月撮影
大阪市交通局 KC−LV280L改
1991年に国内で初めて車椅子対応のリフト付路線バスの運行を開始し幾度か仕様変更をして導入してきたリフトバスも最後に導入した車両は平成6年排ガス規制に対応した車両で台数は少なくこの後はノンステップバスによる超低床車に移行し現在では全廃になっています。
1997年8月撮影
名古屋市交通局 KC−LV280L
奈良交通と同様、リフト付バスも3扉で導入した名古屋市営バスの車両で此処でもこのグループが最後のリフト付バスとなり、リフトは中扉に内蔵し正面に社名表示灯を搭載し通常は「リフトバス」の表示ですがリフト付車両による運行のない路線に入った時には表示を隠す事ができる様になっています。
1996年5月撮影
京都市交通局 NE−LV288L
CNG車初の排ガス規制となる平成8年排ガス規制の実施と同時に新型自動車登録で正式に型式取得して登場したキュービックのCNG車で京都市営バスの場合、当初は通常の塗装の車両と現在の洛バスに該当するチンチンバスの専用車両として屋根にダミーの集電装置を搭載し市電とほぼ同じ塗装をした車両の二種類を導入しました。
1997年12月撮影
ジェイ・アール北海道バス NE−LV288N
札幌市営バスが2000年に導入したキュービックのCNG車を2003年の時の事業移管でJHBが引き継いだ車両で、他の車両も含めて殆どのCNG車を引き継いだJHBでは引き継ぎ当初自社塗装への変更が進まず暫定的に札幌市営バスのCNG車専用塗装で運行開始し現在は自社塗装に変更し社番の横にはCNGの文字が入っています。
2003年6月撮影
東京都交通局 KC−LV280L改
1995年にいすゞも日産ディに続いてCNGバスを発表し長期試験として都バスが試験運行を開始し翌年に排ガス規制に適合させ新型自動車として型式取得したのでキュービックにおいて改造登録にて登録した唯一のCNG車で量産した車両と同じ仕様、そして都バスの一般車両では初めてのエアサスを採用したのも特徴です。
1998年4月撮影
東京都交通局 KC−LV280L改
いすゞの低公害バスはCNGに続いて畜圧式ハイブリッド車としてシャッセを開発し1996年に都バスに1号車を導入し、16台中14台が都バスの保有で設定も低床・エアサスに限定されシステムの関係で殆どの車両がハイブリッド装置を撤去しミッションについては機械式AT(NAVI−5)を搭載しています。
1997年4月撮影 
川崎市交通局 KC−LV280L改
いすゞの畜圧式ハイブリッドバス「シャッセ」は川崎市営バスと横浜市営バスにも一台づつ導入され、川崎市営バスについては当時では珍しいエアサス車で此処でもシステムに問題があり、後にハイブリッド装置を撤去し他の事業者と異なり通常の車両より早めに廃車となりました。
1998年4月撮影