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バリエーションファイル セレガFC(2)
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大栄観光バス KC−RU1JHCB
1995年に平成6年排ガス規制(短期規制)へ対応する為に大幅なマイナーチェンジを実施したセレガの9m車となるセレガFCにおける標準的な仕様の車両で、基本仕様やフェンダーアーチの形状がFS(スーパーミドルデッカ)からFD(フルデッカ)をベースに変更したのが最大の特徴で当時はサブエンジン式の冷房装置が標準設定としていました。 
2017年11月撮影
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北部観光バス(沖縄) KC−RU1JHCB 
1998年に沖縄本島の事業者で限定つき事業者以外では久々の新規事業者として事業を開始した北部観光が開業当時に9m大型車として導入した車両がセレガFCで、この時のフルサイズの大型車以外の車両は1メーカのみの導入で側面窓には当時の車両では珍しかった濃色の緑色着色窓を採用しいるのが特徴です。
1999年2月撮影
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北日本トランスポート KC−RU1JHCB
初代セレガにおける直結冷房の設定はフルサイズ車に限られていたが1995年のマイナーチェンジで9m大型車のセレガFCにおいても屋根上搭載仕様に限りオプションとして設定され、床下のトランクルームの容積が大幅に拡大しいるのと冷房の風道の関係で一か所だけ側面窓の柱が太くなっているのが特徴でこの当時の車両では採用事例は一部に限られていました。
2003年6月撮影
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上信観光バス KC−RU1JHCB
標準仕様のみの設定としいたセレガFCで1995年のマイナーチェンジ後も採用事例は以前と比べて減少している折戸の乗降扉は引き続き設定され、上信観光では吸収合併した上信小型が導入した車両も含めてフルサイズの大型車以外の車両は90年代後半まで折戸の乗降扉を基本としていました。
2013年11月撮影
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伊那観光バス KC−RU1JHCB 
1989年10月以降に生産したバスにおける逆T字窓の車両は保安基準の関係で補助席が装着する事が不可能な為、現在の路線バスの車両における基本的な側面窓だが9m大型車における観光バスは乗車定員の少ない車両が多く、側面窓の換気対策等での採用が殆どを占め、この車両においてはコスト面で有利な緑色の窓が普及した為需要が少なくなった青色濃色窓を側面窓に採用しています。
2000年1月撮影
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彦根観光バス KC−RU1JHCB
1995年のマイナーチェンジで直結冷房がオプションとして設定したセレガFCにおいて逆T字窓の側面窓を採用した車両で、彦根観光におけるセレガFCの短期排ガス規制車においては導入台数に対して外観だけでも複数の仕様の車両を導入した事例が見られました。
2012年2月撮影
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小坂自動車 KC−RU1JHCB
セレガFCでは1998年のマイナーチェンジモデルまでは標準仕様のみの設定ですが側面窓の設定においてはオプションとして設定していたメトロ窓を装着した車両で、フルサイズのセレガにおいてはオプション設定となる仕様の車両でも採用事例が多く見られたが9m車のセレガFCにおけるメトロ窓の車両については納入事例が少ない仕様となります。
2008年5月撮影
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両毛観光自動車 KC−RU1JHCB
現在は合併により国際十王交通の一部となった両毛観光が保有していたセレガFCで、東武グループの貸切車はT字窓が基本となった90年代においても側面窓にメトロ窓を採用する事業者が多く見られ、両毛観光の日野車に場合は平成6年排ガス規制の車両までメトロ窓を基本としていました。
1999年8月撮影
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有田鉄道 KC−RU1JHCB
1995年にマイナーチェンジを実施したセレガFCで側面窓に固定窓を装着した車両で、保安基準の関係により逆T字窓の車両と同様に補助席の装着が不可能な仕様の車両となり、有鉄が以前に保有していたこの車両についてはフルサイズの大型車以外のバスでは珍しく左側後部にトイレを設置しており、和歌山県のバス事業者は貸切車においてもトイレを設置している車両を保有する事業者が多く見られます。
2013年11月撮影 
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頸城自動車 KC−RU1JHCB
9m大型車の観光・高速型車両においては短尺車のみの設定で全長9m迄および乗車定員29人乗り迄の車両については幼児専用車を除いて非常口なしでも保安基準に適合する為、乗車定員の少ない車両ではこの車両の様に非常口を省略しており、全ての側面窓がT字窓で開閉できる窓となっています。
2003年3月撮影 
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東信観光バス KC−RU1JHCB
千曲バスの分離子会社で路線・貸切兼業事業者の東信観光が導入したセレガFCで、側面窓は補助席を持たない為オプションで逆T字窓の側面窓を選択し、フルサイズの車両より装着率が低かったセーフティアイ(追突警報装置)をオプションで装着しているので前バンパー中央部分にレーザーレーダを持ちライセンスプレートがやや右側に移設しています。
2014年11月撮影
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はとバス KC−RU1JHCB
路線バスや観光バスの車両の過半数がスーパーハイデッカで占めているはとバス、少数ながらフルサイズ大型車以外の車両を保有していた時代もあり、9m大型車においては主力のいすゞ車の導入せず、日野車の採用事例が多く当時のはとバスの車両は用途に問わず前面の社名表示灯を省略していました。
1998年4月撮影