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バリエーションファイル スペースアローユーロツアー
東濃鉄道 不明
日産ディがフィリピンの現地法人で車体を架装し、日本へ逆輸入販売をしていたユーロツアーによる標準的な仕様の車両でこの車両について観光バスとして導入した事例は少なく、当時の東鉄では首都を岐阜県東濃地区への移転を促進するタイトルが書かれ、観光バスとしての活躍は短く全ての車両が近距離の高速バス転用されました。
1999年2月撮影 
大阪緑風観光 不明
関西においてもユーロツアーの導入は明石海峡大橋の開通に伴う高速バスの車両以外における導入事例は珍しく、緑風観光についても導入した台数は少なく殆どの車両については補助席を設置している関係で側面窓はT字窓となり国内で生産した車両には見られない側面窓配置となっているのが特徴です。
2000年12月撮影
小田急電鉄 不明
小田急がバス事業を行っていた時は殆どの車両がふそうの車両で占めていた中で1台だけユーロツアーを保有していた時があり、仕様としては貸切車とし同社では珍しい観光バスですがブレーキについては箱根高速バスの車両等と同じくオプションで設定していたフルエアブレーキ仕様となっていました。
2000年11月撮影
東京空港交通 不明
ユーロツアーの大半の車両を導入したリムジンバスでは台数的には少ないものの観光バスの車両についてもユーロツアーを導入した実績があり、仕様としては定員重視の仕様で冷房装置についても空港リムジンバスに導入した車両と同じデンソー製の直結冷房を搭載しています。
1999年3月撮影
夕渚 不明
ユーロツアーについても近年では譲渡事例が多くみられ、車両の型式が不明となる関係で使用車種規制についても適合車となる事から使用車種規制の特定地区に車両の使用本拠を置く事業者への譲渡事例の一例で、この車両については元々貸切仕様として生産した車両で冷房についても標準装備となるデンソー製のサブエンジン式冷房を搭載しています。
2010年2月撮影
西日本ジェイアールバス 不明
現在は全廃となっているが西日本JRも明石海峡大橋の開通と同時にニューエアロバスとの併用でユーロツアーを導入し、日産ディが逆輸入したバス二種類を併用した唯一の事業者でダブルデッカと異なり代替までの期間は短く場合によっては当時の大阪駅のバス乗り場でダブルデッカとの並びも見られました。
1998年7月撮影
茨城交通 不明
ユーロツアーにおいて常磐道の高速バスでは唯一の採用事例となったのが茨交の車両で、この事業者でも導入は試験的な意味合いの導入に留まり、メーカ推奨仕様における都市間高速バスでは直結冷房・逆T字窓を基本としていますが大半の車両にについては観光バスと同様に補助席を装備している車両も多く見られこの様に側面窓にT字窓を採用しています。
2000年3月撮影
北海道中央バス 不明
道内最大手の中央バスでは1998年に2台の導入に留まり、札幌−小樽間の高速バスを中心に運行し、当時の中央バスにおける大型観光・高速型車両についてはふそう・日産ディの車両についてもホイールはISO規格の10穴ホイールをオプションで採用していたがこのユーロツアーについては日本へ逆輸入した車両にISO規格のホイールの設定が無い事からJIS規格の8穴ホイールを使用しています。
2000年10月撮影
北都交通 不明
倒産後、銀嶺バスの傘下となる前の北都のフルサイズ大型車両についてはふそうの車両で占める中1997年に1台だけユーロツアーを導入し、観光バスや新千歳空港からの空港リムジンバスなど様々な用途で使用され、北都の車両としては珍しく新製から約10年で廃車となり、北海道内で新製したユーロツアーは上記の中央バスの車両とあわせて3台に留まりました。
2000年10月撮影 
東京空港交通 不明
1997年にリムジンバスが試験的に導入した車両で、緑色着色窓・側面のサボによる行先表示・RF8型エンジンを搭載するなど後に本格的に導入した車両と大幅に仕様が異なり、トイレを装備していないので羽田空港関連に限定した運行となり、ブレーキについても当時のリムジンバスの車両としては珍しいエアオーバーブレーキ仕様となっていました。
1997年7月撮影
本四海峡バス 不明
1998年の明石海峡大橋が開通した時に本四海峡バスがRAと併用して導入したユーロツアーで、一部の車両については方向幕をLED式の方向幕に交換を実施し現役の車両も見られ、側面窓のトイレの部分については富士重工のバスに多数見られた白色のブラインドシートが貼られています。
2011年8月撮影
東濃鉄道 不明
2000年に東鉄が名古屋への近距離高速バスの運行を開始した時に導入した専用車両については全て観光バスからの転用改造車となり、初代エアロバスの他に全てのユーロツアーも高速バスに転用され、ワンマン改造を実施した程度で外観についても貸切時代のままで後に新製した車両に代替され過去の車両となっています。
2000年12月撮影 
型式についてはリコール(外1152−0)において車両の型式が「不明」である事を確認しましたので型式は不明とさせていただきます。