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バリエーションファイル 8E ワンステップ 7m車
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京王電鉄バス KC−EN210CSN
車両の超低床化を進めていた京王と日産ディによる事業者とメーカで共同開発して登場した日産ディのRNシャシーに架装した全長7mの8Eで初期に導入した車両については前面のバンパーが富士重工の標準仕様のバンパーを採用し一部の車両を除いて京王バス各社に転籍した車両が多く、前面の方向幕が行先幕と系統幕に分かれていました。
2005年4月撮影
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永井運輸 KC−RN210CSN
西武が導入したRNは全ての車両が8Eを架装したコミニュティバス用に導入され、所沢市の「ところバス」の初代専用車両として導入した車両を永井運輸が譲渡した車両で、ワンステップの超低床車としては珍しい乗降扉の下に乗降を改善する補助ステップを装着した車両は珍しく特に中扉の下の部分に特徴がある構造で譲渡後も撤去せずに残っています。
2016年7月撮影
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新潟交通 KC−RN210CSN
日産ディのシャシーに架装した8Eで特長のある仕様でJPに架装した車両を導入した新潟交通ではRNに架装した7mの8Eも少数だが導入事例があり、基本的にはメーカの標準仕様に基づいた仕様の車両であり、オプションとして前バンパーにコーナリングランプを装着しているのが特徴です。
2009年8月撮影
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日立電鉄交通サービス KC−RN210CSN
1996年の登場とほぼ同時に当時の日立中央バスが導入したRNに架装した8Eの7m車で、側面窓がオプションで補助席を装備しない超低床車両では珍しいメトロ窓の側面窓をしたのとRNに架装した8Eにおける側面の方向幕は小型サイズの方向幕を装着する事例が多い中で新製当初から大型の側面方向幕が特徴です。
2017年8月撮影
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京王帝都電鉄 KC−RN210CSN
この車両の開発に参加した京王が導入した日産ディRNに架装した7mの8Eは初期導入車両を除いて日産ディオリジナルの中型バス「スペースランナー」に似た形状の前面のバンパーを装着した車両でバンパーの形状変更以外は初期導入車とほぼ同じ仕様で京王での廃車後も全国各地へ多数の譲渡事例が見られました。
1998年4月撮影
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関東バス KC−RN211CSN 
京王以外の事業者で京王が大量導入した車両と同じ前バンパーを採用したのが関東バスで、導入台数は5台の導入でこの当時の関東バスの車両導入は複数の車両が多くても10台と3扉時代のフルサイズ大型車と比べて導入台数が少なく路線移管で全ての車両が分離子会社だったケイビーバスに転籍し復籍車も含めて廃車後は5台全ての車両が各地に譲渡されました。
1999年3月撮影
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いわさきバスネットワーク KC−RN210CSN
車両開発に参加した京王の車両は廃車後も全国各地の事業者へ譲渡され、初期導入車以外で特徴のある前バンパーは譲渡後もめだつ仕様でこの車両については鹿児島市内の観光地を周遊する「まち巡りバス」の専用車両で行先幕と系統幕が分割していた前面の方向幕については大半の車両が通常サイズの方向幕に改造しており、この車両では側面の方向幕を撤去しています。
2013年7月撮影
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会津乗合自動車 KC−RN210CSN
特長のある前バンパーを装着した日産ディRNに架装した8Eの7m車を京王と関東バス共に譲渡事例のある会津バスの車両で標準塗装を採用したこの1に限り関東バスから譲渡した車両で、外観上も前面の方向幕が通常サイズの方向幕のため、方向幕を改造した京王の車両と関東バスの車両か区別が難しい外観となっています。
2016年7月撮影