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バリエーションファイル ガーラT(HD)前期型 
内山観光バス KC−LV781R1
1996年に登場した初代ガーラのハイデッカとなるガーラTにおける標準的な仕様の車両で、内山観光にとっても久しぶりとなる富士重工以外の車両となり、前照灯が標準仕様であってもハロゲン式が基本としHID式についてはオプションとしての設定でした。
1997年12月撮影
清水交通 KC−LV781R1
現在は静岡観光と合併し静鉄ジョイステップバスとなった清水交通が1台だけ導入したガーラTで塗装についてもハイデッカであるが当時における静鉄のスーパーハイデッカに採用していた塗装を採用したのが特徴でした。
2000年7月撮影
京都市交通局 KC−LV781R1
京都市営バスが2012年3月まで運行していた京都市内の定期観光路線用の
車両で、観光・高速型車両では珍しくオプションでアイドリングストップ装置を搭載し定期観光路線から撤退後はワンマン化改造を実施し水族館シャトルバスとして活躍しています。
1998年8月撮影
ジェイアール東海バス KC−LV781R1
初代ガーラの登場から1年が過ぎた1997年に一部改良を実施したガーラTの標準仕様における標準的な車両で、運転席エアバッグとシートベルトプリテンショナーを標準採用すると同時に外観においてもオプションでったHID前照灯が標準化により前照灯周辺が若干変更しています。
1998年11月撮影
淡路交通 KC−LV781R1
1998年に明石海峡大橋が開通した事により関西地区から淡路島や四国への往来が便利になり、淡路交通も大阪や神戸市内から洲本などを結ぶ高速バスとして「淡路エクスプレス」の運行を開始し、最初に導入したガーラはトイレつきとトイレなしと二種類の車両が用意され神戸市内方面用の車両はトイレなしの車両となります。
1998年7月撮影
阪急観光バス KC−LV781R1
殆どの車両がふそうの車両で占めていた阪急観光が1998に導入したガーラTで、1997年の一部改良モデルとしては珍しく側面窓に青色の濃色窓を採用しており、阪急観光におけるガーラは二代目から本格的な導入となりこのガーラTは1台のみの導入となりました。
2002年12月撮影
奈良交通 KC−LV782R1
1998年に奈交では久しぶりとなるいすゞの観光・高速型車両としてガーラの導入を開始し、車両としてはすべての車両が観光バスとして導入され、エンジンについてはセレガと同様にハイデッカにおいても高出力型のエンジンを採用しています。
2003年10月撮影
富士急シティバス KC−LV781R1
バス事業から撤退した岳南鉄道が最後に導入したのがこのガーラTで富士急グループで1996年から5年程度導入したハイランド・ドリーム塗装を採用したこの車両は1997年の一部改良後のモデルによる標準仕様としては珍しく前照灯をオプションでハロゲン式に変更しており、富士急シティバスの自社発注車両と若干異なった仕様でした。
2002年11月撮影
北海道中央バス KC−LV781R1
1997年に中央バスが最初に導入したガーラはトイレなしの高速車として5台導入し、外観についてはメーカの標準仕様に基づいた仕様ですが、運転席の座席については独特な形状をしたガーラ特有のシートを採用せず一般的なローバックタイプのシートを装備しています。
2003年6月撮影
日本中央バス KC−LV781R1
1998年に前橋・高崎地区から羽田空港への空港リムジンバスを運行開始した時に日本中央が導入したガーラTで、メーカ推奨の空港リムジン仕様をベースに1997年の一部改良と同時にオプションとして設定したデンソー製直結冷房を搭載し、間合い運用で東京都内から群馬県方面への高速バスとしても使用しています。
2000年7月撮影
日本海観光バス KC−LV781R1
初代ガーラにおける車椅子対応のリフト付バスで、この車両についてはシャシーレイアウトの関係で現在のリフト付大型観光バスでは見られない車体の左側後方に車椅子乗降用の扉をそなえた仕様で、初代ガーラにおけるリフト付バスの殆どがこの様に1997年の一部改良後に生産した車両となります。
2010年1月撮影
相鉄自動車 KC−LV781R1
1999年にバス事業から撤退した相鉄自動車(2012年6月から日本交通横浜)が導入した初代ガーラのガーラTで仕様については相鉄(現・相鉄HD)がバス事業をしていた時に保有していた殆どの観光バスと同じ様に前面の社名表示灯を省略した仕様としていました。
2002年1月撮影
道南バス KC−LV781R1
1997年の一部改良と同時に高出力仕様以外のエンジンを搭載した車両に追加設定となったガーラTの廉価仕様「ベーシック」における標準的な仕様の車両で前照灯をハロゲン式に変更し、電子制御サスペンション等を省略とした仕様で殆どの車両がこの様に高速バスによる採用事例が多かった仕様です。
2003年6月撮影 
関東鉄道 KC−LV781R1
常磐道を走行する高速バスの車両として関鉄では1998年から初代ガーラの導入を開始し、車両としては全ての車両が廉価仕様となる「ベーシック」となり、導入した時によって若干仕様が異なり、最初に導入した車両については側面の方向幕を装備していないのと全年式側面の乗降扉についてはオプションとして設定していた折戸を採用しています。
1998年4月撮影
ジェイアールバス関東 KC−LV781R1
新製時の配属先によって若干仕様を異なる車両を導入していたJR関東のガーラTも1999年度以降に導入した標準出力仕様のエンジンを搭載した車両については廉価仕様の「ベーシック」となり、全ての車両にオプションでHID前照灯と車間距離警報を搭載していますが一部の車両については冷房を直結式にした車両も見られました。
2000年3月撮影 
三重交通 KC−LV781R1
A特急車両と呼ばれる三交の近距離高速用車両では1994年以降に新製および更新修繕を施行した車両については後部にも方向幕を採用し、この時のガーラとしては珍しい後部窓の一枚窓を登場当初からオプションとして設定しています。
1999年10月撮影
京浜急行バス KC−LV781R1
京急では羽田空港から近距離運行する空港リムジンバスの車両の方向幕をLED幕に改造するのと同時に方向幕を装備していない後部についても方向幕を新設し、元々左右分割窓を採用したガーラでは左右の窓の間にLEDの方向幕を新設する独特な仕様となりました。
2008年4月撮影
はとバス KC−LV781N1
初代ガーラにおける短尺の車両は珍しく、はとバスでは1998年に当時では11年ぶりとなるフルサイズ大型ハイデッカで旧トンネル時代の上高地の走行に対応した仕様の車両で、はとバスでは当時の車両については社名表示灯を省略し、貸切用ハイデッカについてもこの時のガーラT以降導入がなく、はとバスのフルサイズ大型貸切車は基本的にスーパーハイデッカとしています。
1998年11月撮影