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バリエーションファイル 7E 横置ノンステップ 前期型
関東バス KC−UA460KAM
平成10年騒音規制への対応と同時に新型自動車登録で型式を取得した日産ディの標準尺シャシーに架装した車両の標準的な仕様の車両で、関東バスの場合、ノンステップ車の塗装は昔から伝統のある塗装をベースにした専用塗装を採用しました。
2000年7月撮影
京王帝都電鉄 UA460KAM(改)
一時は新車で導入する路線バスの全てが日産ディで占めていた時代に京王が22台導入した車両で試作自動車登録で試験販売をしたいた末期にマイナーチェンジを実施したモデルで唯一の標準尺でしたが後に京王バス各社へ転籍したほか、一部の車両は廃車した車両も見られます。
1998年11月撮影
姫路市交通局 KC−UA460KAM
後に再編で姫路市企業局となり、2010年に事業撤退する姫路市営バスでも日産ディのシャシーでフルフラット床のノンステップ車を西工で架装する事が不可能だった時代にこの事業者として唯一となる富士重工ボディで登場したのがこの7Eでフルフラットノンステップ車については標準装備としている前面左側のセーフティウインドを省略しています。
2000年3月撮影
川崎市交通局 KC−UA460KAM
川崎市営バスが初めて導入したノンステップ車は宝くじ助成金によって導入したうちの1台で、最初のマイナーチェンジ後に生産した7Eのノンステップ車の中扉はメーカの標準仕様では前扉と同じグライド折戸ですが大半の車両がオプションで引戸を採用したため、この様な車両が逆に珍しいです。
2000年3月撮影
じょうてつ KC−UA460KAM
じょうてつが最初に導入したノンステップ車で、自社発注でなく元々はメーカが型式取得の時に使用したサンプル車を転用したデモ車を譲渡した車両で方向幕のLED化と一部の移設、寒冷地化改造を実施し、最初は塗装もそのままでしたが現在はじょうてつの標準塗装に変更しています。
2000年10月撮影
名古屋市交通局 KC−UA460KAM改
新型自動車として型式取得後の日産ディのシャシーに架装した車両で長尺車については型式取得をせず、全て標準尺車の改造扱いとなり、長尺車の需用も少なく生産台数は一桁に留まり、名古屋市営バスではこの時から2扉に変更したが中扉については標準仕様のグライド折戸を採用しています。
2000年5月撮影
神戸市交通局 UA460KAM(改)
神戸市営バスが最初に導入したノンステップ車で、他の車両の前後扉に合わせて3扉を採用したマイナーチェンジ後の7Eのノンステップ車で試作自動車登録で2台を製造し、この試作車登録した該当型式の車両は全て3扉となり、またオプションで前面のセーフティウインドの省略およびコーナリングランプを装備しています。
2000年5月撮影
仙台市交通局 KC−UA460KAM
仙台市営バスが1999年に導入したこの7Eのノンステップ車は日産ディのフルフラット床を採用したシャシーに架装した車両ですが、前面のバンパーは通常の場合下の部分がカットしたバンパーを装備しており、後のマイナーチェンジによって登場するいすゞのシャシーに架装した車両と同様標準タイプのバンパーを装備しているのが特徴です。
2004年7月撮影
東京都交通局 KC−UA460KAM改
1999年に保安基準の変更によってCNGの燃料タンクが車体の屋根の上に搭載する事が可能になった事から登場したCNGを燃料とした車両で都バスにおける日産ディのフルフラット床仕様のシャシーに架装した7Eのノンステップ車は少数派に留まり、該当型式の場合半数以上がCNG車による導入となりました。
1999年3月撮影
大阪市交通局 KC−UA460KAM改
1999年に都バスとほぼ同じ頃に大阪市営バスでも日産ディのシャシーに7Eを架装した1台のCNGノンステップ車が登場し、ディーゼル車と同様左側のセーフティウインドを省略したのは同じだが塗装については低公害車標準塗装(水色帯)を採用せず2002年までに導入したCNGノンステップ車は更新修繕を実施するまでこの独特な特別塗装を採用していました。