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バリエーションファイル 8E 後期型 ワンステップ(2)
関東バス KK−RM252GSN
7Eでは4メーカ全ての車両で投入実績があり、路線バスの車両は富士自由港の車両で独占していた時がある関東バスが最後に導入した8Eで日産ディのシャシーに架装したワンステップ車における標準的な仕様の車両で、この車両は関東バスの中型車において唯一の前中四枚折戸の乗降扉を採用したのが特徴であり、コーナリングランプの標準化やビルドイン仕様の直結冷房を搭載しています。
2000年7月撮影
京阪バス KK−RM252GSN
2000年に1台たげ京阪が導入した日産ディのシャシーに架装した8ERのワンステップ車で、関西においては西工の勢力が強く富士重工の車両を導入する事例は珍しく、交通バリアフリー法施行前の車両で、側面窓の緑色ハーフミラー着色窓など当時の京阪の車両でで多く見られた特長のある仕様となっています。
2000年8月撮影  
JR九州バス KK−RM252GAN
2001年の途中から冷房装置がビルドイン仕様の富士重工内製冷房からデンソーが新開発した冷房装置に仕様変更が行われてから生産した8Eのワンステップ車で2001年の年末に車体構造を新7Eとほぼ同じ構造に見直すマイナーチェンジを実施する前に生産した車両は全般的に見ても珍しい仕様でJR九州における8Eはこの時に導入した車両が殆どとなります。
2012年8月撮影
道南バス KK−RM252GSN
2000年ごろに道南バスが導入した日産ディシャシーに架装した8Eのワンステップ車で、仕様としては当時の道南の路線車両に見られた非冷房車であり交通バリアフリー法が施行される前に導入した車両のため、ワンステップ車でも扉配置が前中折戸の仕様を採用しています。
2006年6月撮影 
熊本市交通局 KK−RM252EAN
珍しい短尺のワンステップ仕様の車両で、中扉の引戸もドアレールの下にも窓
が付いた独特なスタイルとなっています。
2004年9月撮影