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バリエーションファイル エアロキング 後期型
ジェイアールバス関東 MU612TX
試作自動車登録によって133台生産した2000年に一部改良を実施したエアロキングは基本的には1999年の一部改良モデルと同じ仕様で、大半の車両が都市間高速バスの車両として導入されJR関東が導入した車両で初期に導入した車両についてはメーカ標準仕様となる前面の社名表示灯を装着していない車両は珍しくなりました。
2001年5月撮影
福島交通(福島) MU612TX
福島・郡山−京都・大阪間の高速バス「ギャラクシー」にダブルデッカを導入した福島交通がもう1台追加導入した車両で、この時のエアロキングは殆どの車両でホイールがオプションとして設定していたISO規格の10穴ホイールの車両が大半を占めていた中でJIS規格の8穴ホイールを採用しています。
2003年9月撮影
新宮城交通 MU612TX
2000年に宮城交通から分離し2007年までバス事業を行っていた新宮城交通が仙台−大阪間の高速バス「フォレスト」に使用したいたエアロキングで1台だけの導入に留まり、ナンバーは字光式希望ナンバーを装着しているのが特長でLED方向幕とJIS規格のホイールを組み合わせた車両も珍しく、2007年の合併後も在籍していたが現在は廃車となり大阪のオオキタに譲渡され活躍しています。
2004年5月撮影
近鉄バス MU612TX
JR系事業者各社以外の事業者で纏まった台数のエアロキングを導入した近鉄の車両で、2000年の一部改良モデルから本格的に導入を行い初期に導入した車両については新製時の塗装以外は1997年に導入したKC−車ほぼ同じ仕様となり、導入時期により若干仕様が異なるが3列シート車の他に4列シート車も在籍しています。
2011年5月撮影
ジェイアール東海バス MU612TX
JR東海バスにおいても2009年にドリーム号および東名ハイウェイバスのダブルデッカにスーパーシート車が設定され、車両については2台新製した他に2005年式車1台の1Fを改装した車両が導入され、改装によってスーパーシートが設置したこの車両は外観が新製車とほぼ同じ外観となっています。
2013年2月撮影
ジェイアール九州バス MU612TX
JR九州のエアロキングは現在は廃止となっている大阪−博多間の昼行高速バスの専用車両として2003年に1台だけ導入した車両で、仕様では3列独立シートを採用した夜行高速バスの車両と同じ仕様となり、導入当時は夜行運用が無い事から仮眠スペースの設置が無い仕様となっています。
2003年9月撮影 
西日本ジェイアールバス MU612TX
プレミアムドリームの運行開始後、西日本JRでは保有している専用車両の一部の車両をJR関東との間で車両交換を実施して西日本JRに転籍したエアロキングで自社発注車と若干異なる仕様となり、転籍当初は塗装もJR関東の塗装のままで活躍していました。
2008年5月撮影
小田急箱根高速バス MU612TX
この時に生産したエアロキングの殆どの車両が3列シートを採用した車両となり、4列シートの車両についてはJR系事業者各社の「青春ドリーム」用以外による導入事例は珍しく、小田急からバス事業を分社化した小田急箱根高速においても2001年に1台だけ導入し基本的には1997年に導入した車両と同じ仕様で現在は車両更新によりハイデッカへの代替しています。
2001年5月撮影