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バリエーションファイル ニューエアロスター ワンステップ(2)
しずてつジャストライン KL−MP35JK
交通バリアフリー法の施行以降、路線バスは法規の関係でワンステップ車が主体となり、一部の事業者ではこの様にワンステップ車についてもノンステップ車と共通の塗装を採用したりする事例も見られ、ノンステップバスの標準化仕様対応した座席配列を持つ車両も導入する事が可能となっています。
2004年6月撮影
神戸市交通局 KL−MP35JK
関西地区の事業者ではLED方向幕の導入が他地区より遅く、神戸市営バスの車両についてはLED方向幕を採用するまで行先表示と系統表示を分離した仕様の方向幕を採用した仕様でエンジンについてもターボ付の高出力エンジンを搭載し勾配路線にも対応しています。
2003年1月撮影
東野交通 KL−MP35JK
東武グループの事業者では珍しいふそう車を保有する東野交通が導入したニューエアロスターのワンステップ車で塗装が東武グループの観光・高速バスの標準塗装を採用し、冷房装置についても菱重製の冷房だがノンステップ用の冷房装置を前方に置く珍しい仕様になっています。
2004年7月撮影
東濃鉄道 KL−MP35JK
1台だけ東鉄に在籍する短尺車で、2000年代半ばに導入した車両は薄緑色をベースとしたかっての塗装イメージをした塗装を採用したたのが特徴で同時期に導入した他のニューエアロスターと異なる部分が見られ、2005年の万博シーズンには臨時バスとして活躍していた車両です。
2005年9月撮影
相模鉄道 PJ−MP35JK
2004年の一部改良で指定低公害車仕様に限り平成16年排ガス規制を超低PM75%低減レベル達成で適合し、排ガス規制関連以外は2002年の一部改良モデルとの変更点はなく生産時期は短く殆どの車両が2005年9月以降に導入した事業者が多数を占めている車両です。
2009年1月撮影
沖縄バス KL−MP35JK
沖縄バスが2003年に10年ぶりとなる自社発注による大型路線車両としてニューエアロスターのワンステップ車が導入され、側面のサボは廃止となったが初期に導入した車両については前面の系統番号のサボのみ残され、郊外線専用車両の為乗降方法が前のり・前おりで中扉については車椅子専用扉としています。
2009年2月撮影
名鉄バス KL−MP35JM
名鉄のバス事業分社直後1年間だけ採用していた塗装の車両で基幹バスの車両もバス分社前後に渡ってワンステップ車を導入し、今までの専用車両と異なり社名表示灯は廃止となり前面に「基幹バス」の文字が入った以外は一般路線用の車両と同一の仕様で一部の車両は短期で一般路線用に転用した車両もあります。
2004年12月撮影
濃飛乗合自動車 KL−MP35JM改
濃飛バスが交通バリアフリー法施行後に導入したワンステップ車で2002年に追加設定となったディーゼル車乗入規制に対応した触媒を装備する指定低公害車仕様には改造扱いで設定していた高出力仕様で、濃飛の場合は中期安全ブレーキ規制で生産中止となった畜圧式ハイブリッド車「MBECS−V」の後継車両としています。
2006年8月撮影  
京阪バス KL−MP35JM
京阪が比叡山路線などの運行用に2004年から導入を開始した車両でエンジンは高出力仕様を搭載し、座席配列は着席中心重視でほぼ全ての座席が2人掛で補助席も備えることから側面窓はワンステップ車では珍しいメトロ窓となり冷房装置についてもオプションとして設定しているデンソー製を搭載しています。
2008年4月撮影 
神奈川中央交通 KL−MP35JM
独特の外観を採用し、メーカからもユーザ仕様として生産していた神奈中のニューエアロスターも交通バリアフリー法の施行によって導入する車両がエアサスのワンステップ車となり、独自の運賃支払表示幕や自由な乗降方法はそのままだが前のバンパーについてはエアロスターKタイプの前出タイプから標準タイプのバンパーに変更しています。
2004年4月撮影
川崎市交通局 KL−MP33JK
ニューエアロスターのワンステップ車には2002年の一部改良までリーフサス車が継続設定され、生産台数は少なく川崎市営バスにおいてもこの車両1台のみの導入に留まり殆どの車両については交通バリアフリー法施行前に生産した車両となっていました。
2007年4月撮影
じょうてつ KL−MP35JM改
ニューエアロスターのワンステップ車のホイールベースは短尺と標準尺のみの設定で2003年に元々長尺車を導入していたじょうてつが標準尺の改造登録で導入し、後に2004年の一部改良で長尺のワンステップ車が正式に設定された時に生産した車両と同一の仕様となっています。
2009年9月撮影