バリエーションファイル エルガ ノンステップB 前に戻る
東京都交通局 KL−LV834L1
エルガのノンステップ車には二種類の仕様が設定され、キュービックの時と同様横置搭載した中型車用のエンジンにトルコンATを組み合わせ後部までフルフラット床形状にしたBタイプの標準的な仕様の車両です。
都バスにおいても2001年から2002年かけて導入し、全てが東京都ディーゼル車規制に適合した触媒をオプションで装備しています。
2002年5月撮影
国際興業 KL−LV834L1
国際興業が導入したエルガのノンステップ車もCNG車については全てBタイプだがディーゼル車については2002年の一部改良を実施するまでBタイプで導入し、キュービックの頃と異なり前面に社名表示灯の装備はなく冷房装置についてもゼクセル製の冷房装置を搭載しています。
2001年5月撮影  
伊丹市交通局 KL−LV834L1
関西地区の均一料金における単区間運賃制度の路線バスとしては珍しく前のり・中おり方法を採用している伊丹市営バスではバンパーや方向幕周辺を黄色にしてノンステップ車と判明できる様な塗装が特徴で、各メーカがフルフラット床仕様の車両の生産が中止になるまでフルフラット床仕様の車両を採用したためエルガについては全ての車両がこのBタイプとなります。
2003年1月撮影
神戸市交通局 KL−LV834L1
高出力車両がメインの神戸市営バスにおけるノンステップ車についても基本的には高出力車による導入だが、平坦路線限定でフルフラット床+トルコンAT車が少しだけ導入され、ノンステップバス標準化仕様によって生産したBタイプは全国的に見ても珍しくなっています。
2003年9月撮影
京都市交通局 KL−LV834L1
車両の大半を西工車で占めている京都市営バスにおけるエルガは最初に導入した車両がオプションでトルコンATを装備したAタイプだったが二回目の導入からBタイプに変更し他の車両と同様、前面左側に独自のセーフティウインドを装備した仕様でAタイプからBタイプへ移行するのは珍しい事例です。
2004年5月撮影
三重交通 KL−LV834L1
エルガのノンステップ車でBタイプにおける2002年の一部改良モデルで、オプションでデンソー製冷房装置を搭載した場合、冷房装置の形状が変更となり、Aタイプにディーゼル車規制に適合した触媒が標準装備となった関係でこれまでBタイプを導入していた規制地域の事業者を中心にAタイプへの導入に切り替えたことから導入した事業者は少数に留まりました。
2003年3月撮影
京成電鉄 KL−LV834N1
エルガのノンステップ車でフルフラット床形状をしたBタイプの長尺車における標準的な仕様の車両で、乗車定員も長尺車ですがAタイプの標準尺車とほぼ同じ定員で生産台数は限られ、都内では2002年の改良前に京成が若干の台数の導入に留まりました。
2002年5月撮影
遠州鉄道 KL−LV834N1
大型路線車両は原則的にノンステップ車のみの導入を行なっている遠鉄のエルガでニューエアロスターと比べて導入した台数は少なく、エルガでは珍しい前面に社名表示灯を備え、冷房装置もオプションとして設定していたデンソー製の冷房装置を車体中央に搭載しています。
2003年2月撮影
東京都交通局 KL−LV834L1改
都バスが2001年度の車両を導入する直前に新規路線として運行開始した東京駅八重洲口から晴海へ行く「東12系統」用に中央区が10台発注した車両で全てがエルガのBタイプのCNG車で後に都バスの自社発注車と若干外観が異なる仕様となっています。
2001年9月撮影
名古屋市交通局 KL−LV834N1改
エルガのCNG仕様におけるノンステップ車はAタイプとBタイプの両方に設定されるが、長尺車については横置エンジン+フルフラット床を採用するBタイプに限られ、名古屋市営バスでも登場直後に1台と2003年に10台を導入し、エンジンについては中型車用エンジンを搭載するがNA仕様となっています。
2001年4月撮影
名古屋市交通局 KL−LV834N1改
横置エンジン仕様のCNGノンステップバスで、エンジンは標準仕様と同様に中型車用のエンジンを使用していますがターボは装備されずNAのエンジンとなっています。
2001年4月撮影