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バリエーションファイル ガーラT(HD) 後期型 
奈良観光バス KL−LV774R2
2000年に平成11年排ガス規制等に適合させめ為にマイナーチェンジを実施した初代ガーラのハイデッカとなるガーラTの標準仕様の車両で、外観における変更部分は後部バンパーと前照灯周辺程度と限られ、奈良観光ではこの時からガーラにおいてもハイデッカ車を導入する様になりました。
2010年11月撮影 
奈良交通 KL−LV774R2
ハイデッカの車両においても高出力仕様の車両を基本としている奈交のガーラTで、2000年マイナーチェンジモデルではKC−規制車やセレガと異なりガーラでは貸切車のみの導入に留まり、窓の色が途中からセレガと同様にブロンズ着色窓からグリーン着色窓に変更してから導入した車両です。
2012年12月撮影
大阪ヤサカ観光バス KL−LV774R2
2000年代に入ると現在の大型観光・高速型車両では標準採用となっている直結冷房車が本格的に普及が進み、サブエンジン冷房に対して冷房専用エンジンを持たない為、運行コストの低減や車両の軽量化、トランクルームの容積拡大などが見られるほかエアコン作動時には逆にエンジンの出力が1割程度低下します。
2011年4月撮影
淡路交通 KL−LV781R2
明石海峡大橋を走行して淡路島への高速バスを運行する淡路交通が増便に伴う車両として導入したガーラTで、同時に導入したニューエアロバスの2扉車と同様に冷房装置をサブエンジン式からデンソー製の直結式に変更する等の変更が見られ、トイレ付車とトイレなし者の両方が導入され一部の車両については廃車となった車両も見られます。
2001年8月撮影
山陽電気鉄道 KL−LV781R2
山陽電鉄がバスを直営事業で行っていた時に導入したガーラTで、明石海峡大橋を走行する高速バスの車両はこの時からいすゞ車のみの導入となり、メーカ推奨仕様として設定している昼行高速仕様で導入し、この時から方向幕がLED式の方向幕を採用しています。
2001年8月撮影
ジェイアールバス関東 KL−LV774R2
2001年に実施した東名・名神高速バスのダイヤ改正と同時にドリーム号の格安便として4列シートを採用した青春ドリーム号の運行開始後に導入したガーラTで、標準出力エンジンの廉価仕様を採用していた当時のJR関東の車両と異なり青春ドリーム号に対応した車両は高出力エンジン・標準仕様の車両を採用していました。
2010年8月撮影 
中国バス KL−LV774R2
広島−福山間の県内高速バスとして1994年に運行開始した「ローズライナー」の車両は運行開始時に導入した車両はスーパーハイデッカを採用していたが後に導入した車両や初期の車両の代替として導入した車両ではハイデッカに変更され、一部の事業者では引き続きローズライナーの専用車両については専用塗装を継続採用する事業者も見られました。
2002年8月撮影
東武バスセントラル KL−LV774R2
現在は30分おきに運行している東京駅−いわき間の高速バス「いわき号」に東武が導入したガーラTで、当時のいすゞと同一資本だった富士重工がバス生産から撤退後に導入した車両で、東武バスのガーラは空港リムジン用に導入した車両に続く導入で高出力仕様の車両では珍しい乗降扉に折戸を採用しています。
2004年7月撮影
東都観光バス KL−LV774R2
平成11年排ガス規制に適合し、富士重工がバス生産から撤退するまで7HDを導入していた東都観光が導入したガーラTで2005年に現行モデルのガーラが登場するまで纏まった台数の車両が導入され、後部窓は方向幕を備えない車両では珍しい一枚窓を採用しています。
2004年12月撮影
秋北バス KL−LV774R2
山梨交通を除く国際興業系の事業者では夜行高速バスの車両に一時ハイデッカの車両を採用していた時があり、導入した車両は全てガーラTで、室内については3列独立シートを採用しているがスーパーハイデッカに設定していたメーカ推奨の「夜間高速仕様」の室内座席配置と異なる配置を採用し、トイレや乗務員仮眠室については車両の後方に配置した仕様となっています。
2012年5月撮影
ヤサカ観光バス KL−LV774R2
初代ガーラのガーラTに車椅子乗降に対応したリフトを装備した車両で、メーカの推奨仕様としての設定はなく、車椅子乗降扉については車両中央に設置するのが基本仕様としてメーカオプションで対応し、床下のトランクスペースを確保する為に冷房は直結冷房を採用する事業者が多く見られました。
2012年11月撮影
小湊鉄道 KL−LV781R2
富士重工の車体を4メーカ全てに架装していた小湊では長期排ガス規制に適合した車両では富士重工の車体をかそうした車両の導入は行われず、いすゞの観光・高速用車両についてはガーラTが導入され後部窓については用途に問わず一枚窓を採用していました。
2001年8月撮影
中国ジェイアールバス KL−LV781R2
現在では新製する車両のほぼ全ての車両がいすゞ車となった中国JRが最初に導入したガーラがこのガーラ@で、高速バスに一時採用していた塗装を纏った廉価仕様となるベーシック仕様における標準的な仕様の車両で、近距離主体の運行に導入した車両でトイレを装備せず座席重視となっています。
2002年8月撮影
三重交通 KL−LV781R1
近距離の高速バスに多数のガーラTを導入した三交のガーラTで、導入時期によって仕様差異が大きく見られ、2000年のマイナーチェンジモデルから側面の方向幕が側面窓に装着した独自サイズの方向幕から標準設定となる位置に変更する等メーカの推奨仕様に基づいた仕様となり、乗降扉の折戸については廉価仕様のベーシック仕様にメーカオプションとしての設定としていました。
2002年1月撮影
富士急行 KL−LV781R2
富士急グループにおける初代ガーラの導入台数は少なく、ハイデッカのガーラTによる中央高速バス用の車両は2000年に導入した車両のみの留まり、富士急グループで当時の高速車についてはリゾート塗装とハイランド・ドリーム塗装の併用していた時でガーラTの高速車は全てリゾート塗装を採用した廉価仕様のベーシック仕様で、前照灯は初期生産車両と同じハロゲン式が標準装備となっていました。
2000年8月撮影
三重交通 KL−LV781R2
保有車両の過半数をいすゞ車で占めている三交における初代ガーラのハイデッカとなるガーラTの貸切車の導入は2002年からと遅く、近距離高速車と異なり標準仕様での導入となり最初に導入した車両については前面の社名表示灯を省略した仕様となっていました。
2003年10月撮影
北海道中央バス KL−LV781R2
北海道最大のバス事業者となる中央バスが導入したガーラTの高速車で、通常では観光・高速型車両の前面方向幕については社名表示灯と兼ねた仕様となっていますが、LED方向幕を採用した車両の一部では前面の社名表示灯を装着せず、前面窓にLED方向幕を設置した独特な仕様の車両です。
2011年9月撮影
シモデンツアーサービス KL−LV781N2
生産台数が少なく2002年に実施した一部改良の時に設定廃止となったガーラTの短尺車で過半数を占めた下電の車両で、エンジンについては標準出力仕様のエンジンに限られ、仕様としては画像の様な標準仕様の他に納入実績は確認していないが廉価仕様となるベーシック仕様についても設定があり、床下のトランクリッドのサイズが長尺車と異なるサイズが特徴です。
2006年5月撮影