日産ディＲＡシャシーに架装したＳ型における標準的な仕様の車両で、高速車ではふそうと日野で占めていた西鉄ではリコール関係でふそう車の導入抑制に伴い１８年ぶりに新製導入となった日産ディ車で導入台数は少なく、全ての車両が左側後部にトイレを設置する４列シート車となっています。
2005年9月撮影
富士重工がバス車体架装事業から撤退する直前に１台だけ導入した日産ディのシャシーに架装したＳ型で、トイレ付の昼行高速バスとしては基本的な仕様となるこの車両ですが茨交では後に導入した日産ディの車両にはＣ－Ⅰを架装した車両を導入しました。
2002年9月撮影
日産ディの高速車を本格的に導入する様になったＪＲ関東では２００１年に１台だけこの車両を導入し、仕様としてしはＳ型では珍しかったＬＥＤ方向幕を備えるほか、オプションとして追突警報装置やＩＳＯ規格の１０穴ホイール等当時のＪＲ関東の車両にオプションとして装着していた装備品となり、導入以後各地を転属していますが運行としては一貫して昼行高速バスで運用しています。
2005年4月撮影
ふそうのシャシーに架装したＳ型における標準的な仕様の車両で、西鉄系事業者を中心に九州島内で多く見られるこの車両ですが、西鉄では２００２年に導入したトイレ付４列シートの昼行用車両ではトイレの位置をホイールベース左側中央から左側後方に設置位置を変更する等の変更が行われました。
2012年8月撮影
大分バスが最後に導入した西工ボディの高速車で、殆どが日野のシャシーに架装した車両の中では珍しいふそうのシャシーに架装した車両で、福岡－大分間の「とよのくに」等に運用し、西工のＳ型では珍しいホイールベース右側中央にトイレを設置しているのとホイールについてもオプションでＩＳＯ規格の１０かなホイールを採用しています。
2012年8月撮影
日野のシャシーに架装したＳ型における標準的な仕様の車両で、西鉄では日産ディのシャシーに架装した車両と同様にふそうのリコール問題による導入抑制により２００４年に３台だけ導入した車両で、日野のシャシーに架装した車両については５年ぶりの導入となりました。
2005年9月撮影
日野のシャシーに架装した車両からふそうのシャシーに架装した車両に変更した亀の井のＳ型で、殆どの車両が平成１１年排ガス規制車に架装され親会社の西鉄と仕様が大幅に異なり、霧対策の為に丸型プロジェクト式フォグランプや日産ディ以外のシャシーに架装した車両では珍しいコーナリングランプをオプションで装備しているのが特徴となりトイレについてもこの時の車両は全車ホイールベース右側中央にトイレを設置しています。
2002年8月撮影
１９９０年代後半から運行を開始した近距離の高速用車両については貸切転用車で占めていた東鉄が新製した日産ディのシャシーに架装してＳ型で、九州の事業者では見られない仕様の車両でありＳ型自体では珍しい直結冷房を採用しているのが特長です。
2010年10月撮影
Ｓ型では珍しい車椅子乗降対応のリフト付車両で、大阪府内の障害者の方や団体が社会見学などに利用するバスとしてこの大障協が運行している車両で、リフトの装着位置が通常のハイデッカのリフト付車両よりやや後にリフトを装着しているのと窓の周辺が車体色となっています。
2012年12月撮影