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バリエーションファイル セレガFS 最終型
弘南バス KL−RU4FSEA
2000年にマイナーチェンジを実施した初代セレガのスーパーミドルデッカ(FS)の標準仕様における標準的な仕様の車両で、この時から様々な用途に合わせたメーカ推奨仕様が設定され、弘南バスが貸切車として導入した初代セレガは全てFSの標準仕様を採用していました。
2001年5月撮影
東武バスウエスト KL−RU4FSEA
東武では貸切車の大幅な減車およびグループ会社への転籍によって保有台数を縮小したがバス事業分社化後に殆どの車両が改正後の使用車種規制に適合としていない事から初代セレガを中心とした車両の新製を行い、基本的には導入抑制前の車両と窓の色以外はほぼ同じ仕様で東武における初代セレガのFシリーズは空港リムジンバスの車両以外は全てFSとなっています。
2012年2月撮影
エム・ビー・シーライン KL−RU4FSEA
初代セレガのスーパーミドルデッカ(FS)については全ての生産時期において標準仕様の他に廉価仕様が設定され、2002年に事業停止したMBCラインが最後に導入した車両がこの車両で、基本的に土休日を中心に観光バスとして運用していた車両で前面左右分割窓・側面メトロ窓といった自家用仕様に近い外観となっていました。
2001年8月撮影
中日臨海バス KL−RU4FSEA
三大工業地帯における特定輸送を中心としたバス事業を行っている中日臨海バスが特定輸送用に導入した車両においては基本的に自家用仕様の車両を導入していますが一部の車両には観光・高速用に車両も見られ、この初代セレガについては廉価仕様に設定していたメーカ推奨仕様の自家用仕様で、基本的な装備については1995年に設定廃止となったミドルデッカ(FM)の基本装備と同じ簡素な仕様となっています。
2004年4月撮影 
ジェイアール東海バス KL−RU4FSEA
2000年から2002年にかけてJR東海バスが東名・名神高速バス用に導入した車両で大半の導入は導入コストを低減する目的でセレガのスーパーミドルデッカが導入され、2001年式以降の車両についてはメーカ推奨仕様の都市間高速仕様による導入が行われ、方向幕についても三面LED式の方向幕を新製当初より装備しています。
2001年7月撮影
名阪近鉄バス KL−RU4FSEA
名阪近鉄が2台保有している初代セレガのスーパーミドルデッカで2002年に自社発注した名神高速バスに導入した車両で三交グループに入る前はこの様にかっての日本高速自動車の塗装で導入した最後に車両であり、メーカ推奨仕様の都市間高速仕様による導入で2005年には方向幕のLED化および側面・後部にも追加設置しました。
2005年10月撮影 
常磐交通自動車 KL−RU4FSEA 
現在は7時から23時まで30分間隔で運行している「いわき号」の車両の中で常磐交通(現・浜通り旅客輸送)が導入した車両で、初代セレガのFシリーズも途中からFSに変更となり、旧塗装で導入した車両はこの車両までとなり何処の路線にも運行が対応が出来るように側面にサボ受けを装備した車両で、メーカの推奨仕様に基づいた仕様となっています。
2002年4月撮影
伊那バス KL−RU4FSEA
初代セレガが登場した当時は中央高速バスにもグランジェットを導入していた伊那バスも2000年からはスーパーミドルデッカ(FS)の導入に移行し、基本仕様としては伊那バスの初代セレガの中央高速バス用車両共通の座席配置を持ち、珍しくなった逆T時窓の側面窓や標準位置と異なる位置に設置している非常口が特長となっています。
2001年8月撮影
信南交通 KL−RU4FSEA
中央高速バスの車両として1999年から2001年にかけて信南が導入していた初代セレガの最終導入車両で、ニューエアロバスと同じく中央高速バスとしては基本的な座席配置を持ち、側面窓については固定窓となっていますがアルピコの車両と同様に左側最前列の窓だけ逆T時窓が特長であり現在はLED式の方向幕に変更して活躍しています。
2003年4月撮影
京王バス KL−RU4FSEA
京王が運行する空港リムジンバスの調布−羽田空港線に導入したセレガのスーパーミドルデッカで現在は導入していない中央高速バスのトイレなし車両と共通の仕様の車両を導入し、京王バスグループで2000年のマイナーチェンジモデルにおけるセレガのトイレなし車両は珍しく、この当時の京王では高速バスの車両はセレガのみの導入をしていた時期となっていました。
2000年7月撮影
南海電気鉄道 KL−RU4FSEA
2001年3月にUSJが開業し、開業当初は各地から直行バスが運行され、南海でも現在は廃止となっているが難波駅から直行バスを運行を行い、専用車両として導入したのがこのセレガで、高速バスの車両と同じくニューセーフティアイ(追突警報装置)を装着しており、従来のセーフティアイと異なり前ナンバープレートの位置が装着していない車両と同じ位置に装着しているので区別が付きにくい外観となります。
2001年4月撮影
三重交通 KL−RU4FSEA
1995年に設定廃止となったセレガのミドルデッカを纏まった台数導入した三交が2000年に4年ぶりとなるA特急車と呼ばれる近距離高速バスの車両として導入したセレガのスーパーミドルデッカで、1996年に導入した車両に対して側面窓がT字窓に変更し、初期のKL規制の車両については側面の方向幕に特注サイズの窓を採用しているのが特長てあり、仕様としては全て廉価仕様となっています。
2000年10月撮影
島原鉄道 KL−RU4FSEA
鉄道短縮前は殆どの車両が日野車で占めていた島鉄が唯一運行する高速バスが福岡−雲仙間の高速バスで、初代車両の代替車両として導入したのがこのセレガで、九州島内の事業者における初代セレガはスーパーミドルデッカを導入する事業者が多く見られ、この車両の様に前面一枚窓・側面T字窓の組み合わせを採用した車両は珍しい組み合わせとなります。
2002年8月撮影
西肥自動車 KL−RU4FSEA
福岡−佐世保間等の高速バスに使用している西肥バスのセレガで、4列シートを採用する廉価仕様の都市間高速仕様のメーカ推奨仕様で導入し初代セレガのスーパーミドルデッカにおいて九州の事業者で多く見られた前面左右分割窓が特長となり、廉価仕様ですがオプションでリアスポイラを装着し、冷房についてはこの時からサブエンジン式フルオートエアコンが標準採用となりました。
2012年8月撮影
京成トランジットバス KL−RU4FSEA
2001年にTDS(東京ディズニーシー)の開園と同時に近郊の公認ホテルの宿泊客専用連絡バスとして運行しているグッドネイバーホテルシャトルに導入したセレガで、スーパーミドルデッカの廉価仕様を専用車として採用し、一部の車両では前面および側面のタイトルがトランジットのロゴになっている車両も在籍しており、一部の車両は京成バスへ転籍した車両も見られます。
2000年5月撮影
ジェイアールバス関東 KL−RU4FSEA
長期排ガス規制に適合した車両までは新製配属した支店や営業所によって若干仕様が異なる仕様の車両を導入していたJR関東が1997年から2002年にかけて導入した初代セレガのスーパーミドルデッカ(FS)で中にはこの様に廉価仕様をベースに前面窓は左右分割窓で側面固定窓・スイング扉の組み合わせを採用した珍しい仕様の車両も見られます。
2004年4月撮影
東栄運輸 KL−RU4FPEA
初代セレガの短尺車は1995年のマイナーチェンジで全長約11.5m車のスーパーミドルデッカ(FS)に集約され、2000年のマイナーチェンジモデルについても引き続き設定となり、旧トンネル時代の上高地の釜トンネルを走行可能なバスとしては最も全長が長い車両でメーカ推奨の基本仕様については都市間高速仕様以外一通りの設定をしていましたが実際に納入した事例は殆どが自家用登録で占めていました。
2003年9月撮影
松本電気鉄道 HM−RU2PPER
初代セレガに高出力路線用の低公害車として設定していたHIMRは2000年のマイナーチェンジの時に前面の設計変更が行われず、2002年の年末に生産拠点が日野車体(現・トランテックス)からシャシーごと二代目日野車体(現・ジェイ・バス)へ生産拠点を移転してから前面の形状変更が実施されたのと同時に直結冷房のユニットを床下から屋根上に設置場所の移設を行い、大半の車両が山岳地帯の事業者が路線用として導入しました。
2006年8月撮影