前に戻る
バリエーションファイル セレガFD 最終型 ジェイ・バス製
北日本観光自動車 KL−RU4FSEA
2005年に現行モデルのセレガが登場するまでの間、いすゞとの合弁生産会社となるジェイ・バスによって製造した初代セレガFD(フルデッカ)の標準仕様における標準的な仕様の車両で、基本的な仕様については製造銘板や一部の車両を除いて窓の記号が異なるほかは2002年の一部改良モデルと同じ仕様となっています。
2011年12月撮影
日本交通(大阪) KL−RU4FSEA
グループ会社では導入実績のある日野車を大阪の日交がリコール問題における導入抑制のために導入した初代セレガで、この事業者の大型ハイデッカは以前から冷房に直結冷房を採用しており、このセレガにおいてもオプションで直結冷房を搭載した車両で、大阪の日交における初代セレガFDはこの時に導入した車両のみに留まりました。
2010年12月撮影
日立電鉄交通サービス KL−RU4FSEA
2002年一部改良モデルから日立電鉄における初代セレガの高速バスの車両はスーパーミドルデッカ(FS)の標準仕様からフルデッカ(FD)の廉価仕様に導入する車両を変更となり、基本的な仕様は左側後部にトイレを設置し、乗車定員重視の仕様の車両です。
2007年4月撮影
近鉄バス KL−RU1FSEA
近鉄では4列シートの車両を使用した高速バスを昼行・夜行ともに運用しており、2005年に導入したこの車両については廉価仕様以外の初代セレガのFDでは珍しかったリアスポイラを装着していないのと夜行運行に対応する為に床下に乗務員仮眠室を設置しています。
2011年5月撮影
アルピコ交通 KL−RU1FSEA
2005年に中央高速バス用の車両と中部国際空港への空港リムジンバスに使用する車両として導入した初代セレガで、自社発注車と川中島バス・諏訪バスの合併引継車共に同じ仕様の車両となり、側面窓についても観光・高速型車両では珍しくなった逆T字窓の側面窓を採用しています。
2012年10月撮影 
しずてつジャストライン KL−RU4FSEA
初代セレガにおける貸切転用車の高速バスの車両は全国的に多く見られるが生産がジェイ・バスになってから生産した初代セレガの高速バス転用車両は珍しく、ジャストラインの転用車では乗降扉が新製車の折戸と異なるスイング扉を採用しているのと転用改造時にワンマン化改造と三面LED方向幕を新設した以外は貸切時代と変わらない仕様となっています。
2012年4月撮影