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バリエーションファイル セレガFS 最終型 ジェイ・バス製
長崎自動車 KL−RU4FSEA
モデル末期における初代セレガは生産拠点が二代目日野車体からいすゞとの合弁生産会社となったジェイ・バスによって生産した初代セレガのスーパーミドルデッカ(FS)の標準仕様の車両で、長崎バスが空港リムジンバスの車両として導入し、九州の事業者が保有する初代セレガFSで前面一枚窓と側面T字窓の組み合わせは珍しい仕様となります。
2010年7月撮影
三重交通 KL−RU4FSEA
近距離高速バスの車両に初代セレガを多数導入した三交が導入した初代セレガのスーパーミドルデッカ(FS)でジェイ・バスによって生産した車両における廉価仕様の車両で、前面窓は標準仕様となる分割窓で側面窓についてはオプションとして設定していたT字窓の組み合わせで基本仕様についてもLED方向幕と側面T字窓以外は1995年に生産中止となったミドルデッカ(FM)に近い仕様となっています。
2013年2月撮影
茨城交通 KL−RU4FSEA
茨交が高速バスの車両として導入した初代セレガは2000年のマイナーチェンジモデルからFDの標準仕様からFSの廉価仕様へと導入する車両が変更となり、ジェイ・バスで生産した車両についても前面左右分割窓を採用した廉価仕様の車両を引き続き導入し、茨交における現行モデルのセレガでは初代セレガとは逆に貸切車は廉価仕様、高速車は標準仕様を導入する事業者も見られます。
2007年4月撮影
京王バス東 KL−RU4FSEA
中央高速バスなどの昼行便用の車両として京王バス東における初代セレガの最終導入車両で、京王バス各社およびこの車両を所有する京王電鉄バスにおける初代セレガは最初に導入した車両を除いてFSの標準仕様ですが導入時期によって若干仕様が異なり、一部の車両ではこの様に側面窓が逆T字窓を採用した車両も在籍しています。
2011年7月撮影