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バリエーションファイル エルガ ノンステップ 中期型(1)
小田急バス PJ−LV234L1
平成16年排ガス規制への対応と同時に日野との共同生産車種となったエルガの標準尺ノンステップ車における標準的な仕様の車両で国土交通省の標準化仕様にも対応し、中型車用エンジンの搭載によりラジエータグリルが右側に移設したのと灯火器の保安基準の変更に対応したのが最大の特徴です。
2005年5月撮影
名古屋市交通局 PJ−LV234N1改
2001年度から車両の入札制を導入している名古屋市営バスのノンステップ車は基本的に長尺車を採用し、2005年度にはいすゞが落札し基幹バスで導入実績がなかったいすゞの車両が登場し全ての車両が改造扱いで設定しているトルコンAT車となっています。
2006年3月撮影
三重交通 PJ−LV234N1
伊勢・鳥羽の観光地を周遊する「CANばす」の車両を観光バスから転用したスーパーハイデッカを代替する為に導入した車両がこのエルガのノンステップ車で座席定員重視の室内としている事から国土交通省の標準化仕様には対応せず、冷房装置についてもオプションとして設定しているサーモキング製の冷房装置を搭載しています。
2006年1月撮影
京都市交通局 PJ−LV234N1改
ノンステップ車については標準尺と長尺の両方の車両を併用している京都市営バスが保有するエルガの長尺車によるノンステップ車でこの事業者ならばの独特な仕様はそのままにトルコンATを採用し冷房装置についてもエルガの場合は共同生産している日野のブルーリボンと異なりオプションでサーモキング製の冷房装置を搭載しています。
2007年5月撮影
東京都交通局 PJ−LV234L1改
エルガのCNG車についても日野との共同生産に移行した後も継続設定され、排ガス規制がディーゼルとCNGでは規制内容が異なるが共同生産した車両型式ベースで生産され、エンジンや冷房装置については共同生産を開始する前のモデルに搭載していた物を採用し現状では最後となったV型8気筒エンジンを搭載し灯火器の保安基準変更に対応しているのが最大の特徴です。
2008年1月撮影