２００７年以降に生産した中型Ｂのノンステップ車における標準的な仕様の車両で全ての車両がふそう向けＯＥＭ車も含んで日産ディのシャシーに架装され、エンジン調達先の変更に伴い外観も若干の変更が見られた他、戸袋窓および右側最後部窓の窓が接着窓に変更しています。
2013年4月撮影
関西における西工の大口ユーザの一社でもあった阪急バスでは大型車と異なり中型車における西工の車体を架装した車両は汎用車体架装が原則だった日産ディの車両のみに留まり、基本仕様についてはメーカの標準仕様に基づき冷房装置については複数のメーカを採用している大型車と異なりサーモキング製の冷房装置に統一しています。
2014年8月撮影
２０１０年に西工は車体架装を終了して廃業し、西鉄系以外の事業者における最終生産車両となったのが加越能のこの車両で、メーカ標準仕様に基づいたノンステップ車となり加越能ではふそう車を並行して導入いますが全ての車両が日産ディでの導入でグループの富山地鉄と若干異なった仕様となります。
2014年3月撮影
一時中型バスの生産を休止していたふそうが日産ディから西工で架装した車体を含め完成車としてＯＥＭ供給した中型Ｂのノンステップ車で、関東バスでは
一時存在していた分離子会社のケイビーバス向けに１台だけ導入した車両でふそう向けＯＥＭを除けば日産ディの大口ユーザだった関東バスの方では日産ディから同型車を３台導入しています。
2011年7月撮影
日産ディのふそう向けＯＥＭ車に架装した中型Ｂのノンステップ車で、東急における西工の車体を架装したノンステップ車については前面のナンバープレートが通常の車両より低い位置に装着しているのが特徴で、冷房装置についてもふそう向けＯＥＭ車では珍しいサーモキング製の冷房装置を搭載しています。
2014年5月撮影